息子の習い事をきっかけに
A子は、夫と小学一年生の息子の三人家族。
ゲームやおもちゃ遊びなど室内遊びが好きな息子は、小さなころからカラダを動かして遊ぶことが苦手で、A子は心配していました。
夫は単身赴任中であまり息子と遊ぶ時間もなく、かといってA子もボール遊びくらいしかしてやれないので、何か運動の習い事をさせようと思い、フィットネスクラブの子どもスクールを体験。
遊び感覚で楽しくカラダを動かしている息子を見て、通うことにしました。
担当のコーチは若くてイケメン
本コースに入会後、軽いカウンセリングのために担当コーチと話をすることに。
すると、若くてイケメンの男性コーチが担当してくれることになりました。
40歳になったばかりのA子は、24歳という若さのコーチに気後れしてしまいますが、息子のために親身になって運動プログラムを考えてくれる様子や物腰の柔らかさに、あっという間にファンになってしまいました。
どんどん距離が近づく二人
スクールに通ううちに、コーチの私生活の話やA子の悩みも話すようになり、二人の距離はどんどん近づきました。
スマホで連絡を取り合うようになってからは、コーチが休みの平日の昼間に家に行くなど不倫関係に発展。
夫が長期の単身赴任でいない寂しさを埋めるつもりが、A子のほうがハマってしまいました。
彼女ができたと突然の別れ
そんな関係が半年ほど続いたある日、コーチから「彼女ができた」と突然別れを告げられたA子。
こんなに若くてかっこいい彼を手放したくはありませんでしたが、不倫なので強く引き留めることもできず、仕方なく承諾しました。
翌週にスクールに行くと、受付で事務員に囲まれて彼女のはなしをしているコーチに遭遇。
「やっぱり年下の子ってかわいいよね。守りたくなっちゃう。え?年上?おばさんとか無理無理 (笑)」
という内容を聞き、頭にきたA子はある行動に出ました。
会社にクレームを入れて大騒動に
自分のことをバカにされ捨てられたと怒ったA子は、スクールを退会。
そして、スクールの母体であるスポーツクラブのカスタマーセンターに
「スクールの〇〇コーチが保護者に手を出している。」
と、連絡を入れました。
不倫相手のコーチはすぐに本社に呼び出され、スクールの担当も外されました。
A子は、コーチには自分がリークしたとバレているはずだから何か言ってくるだろうと待っていましたが、連絡はなく、不思議に思っているとママ友の噂でさらにとんでもない事実が判明したんです。なんと、他にも何人もの母に手を出していたので、誰がリークしたのかもわからない状態だったんです。
A子以外にも手を出していたことに呆れるやら悔しいやらで、不倫したことを心底後悔したというA子。もう二度と不倫はしないと心に決めたと言っていました。
ftnコラムニスト:karira