宝くじに当選したら、家を買って、海外旅行に行ってと夢を抱く人も少なくないでしょう。しかし実際に当選した人の中には、地獄を見ることになったという人もいます。そこで今回は知人から聞いた「宝くじ5億円当選した人の末路」をご紹介します。
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宝くじに当選

Aさんは一般企業で働く、普通の会社員でした。しかしある日、そんな普通の生活が一変します。なんと、宝くじに当選したのです。

その額はなんと「5億円」。一生働いても稼げないようなお金を前に、Aさんは狂喜乱舞します。

計画的にお金を使う

「宝くじに当選すると不幸になる」

宝くじに当選したAさんでしたが、そのことで不幸になる人がいることを知っていました。

そのため、Aさんは誰にも当選したことを言わず、また一気にお金を使うのではなく、計画的に少しずつお金を使うようにしたのです。

意識が変わってくる

しかし数ヶ月が経った頃、Aさんはどんどんお金を使わないことが馬鹿らしく思えてきました。そこで思い切って車を現金一括で購入してみることに……。

しかしそれでも、銀行口座のお金はほとんど減りません。

そのためAさんは、「どれだけ使っても大丈夫じゃないか」と思うようになりました。

それからはキャバクラに競馬、海外旅行など、お金を使いまくりました。仕事も辞めてしまい、知り合った女性から求められれば、お金を貸すこともあったのです。

3年後に絶望する

それから3年後、Aさんは絶望します。銀行口座にほとんどお金が残っていなかったからです。

3年間、見境なくお金を使った結果、Aさんは全てのお金を無駄に使ってしまいました。そして生活するためには働くしかないため、再度就職することになったのです。

しかしAさんはこの3年間で染みついた生活を忘れることができません。一度生活レベルを上げてしまうと、なかなか下げられないこともあり、毎月もらえる給料以上にお金を使ってしまいます。

その結果、Aさんは借金まみれに……。結局どうすることもできなくなり、自己破産をすることになったのです。

宝くじに当選した人が不幸になることがあることを知っていても、このような末路を辿る人もいるものなんですね。結局のところ、お金の魔力には誰も逆らえないのかもしれません。

ftnコラムニスト:ふくろうクジラ