家では素敵な旦那さんでも、外でも同じだとは限りません。なかには、家と外で違う顔を使い分けている人も存在します。そこで今回は知人から聞いた「家ではイクメンの旦那が外では違う顔を持っていた話」をご紹介します。
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子供が産まれたばかり

主婦のAさんは結婚3年目の主婦です。そんなAさんは、最近子供を出産したばかり。育児で大変かと思いきや、負担はそこまで大きくありませんでした。というのも、旦那がしっかり育児を手伝ってくれる人だったからです。

旦那は仕事で疲れていても、しっかり子供の面倒を見てくれ、時には家事も手伝ってくれることもあります。いわゆるイクメン旦那だったのです。

義父母が家にやってくる

旦那に手伝ってもらえるとはいえ、それでも育児や家事で忙しい毎日を過ごすAさん。そんなAさんのもとに、ある日、義父母がやってきます。しかしそのときに義母から妙なことを言われました。

「もっと頑張らないとね……」

言葉の意味がわからず「えっ?」と問い返すAさん。すると義母はまさかの話をしてきました。

「息子から聞いてるわよ。あなたいつも家でダラダラしてばかりなんですってね」

義母からのまさかの話

義母の話によると、旦那はAさんがいつも家でダラダラしていて、自分がいつも家事や育児をやらされると言っていたというのです。

「主婦は楽でいいよな」そんなことを言いながら、愚痴をこぼすことが多いとのこと。

その話を聞き、Aさんは血液が沸騰するほどの強い怒りを感じました。

確かに旦那は家事や育児を手伝ってくれます。しかしAさんのほうが負担は大きいですし、そもそも陰でそんなことを言われていたこと自体が許せないことです。

旦那を問いただす

「どういうこと! 」

仕事から帰ってきた旦那に、Aさんはそう言って詰め寄ります。

事情を聞くと、旦那はかなりバツが悪そうな顔。そこで全てを問いただすと、旦那は義父母の前だけでなく、同僚や友達の前でも同じような話をしていたとのことでした。

「嫁がダラダラしてるって言うと、ウケるんだよ……」

どうやら旦那は笑いを取りたくてそんなことを言っていた様子。しかしAさんからすれば、いい迷惑でしかありません。

そのため、Aさんは深夜まで旦那を説教し続けました。その結果、旦那が陰口を言うこともなくなったそうです。

優しいと思っていた旦那が、陰でそんなことを言っていたとなれば、傷つきますよね。笑いを取るためとはいえ、嫁の悪口は言わないほうが良さそうです。

ftnコラムニスト:ふくろうクジラ