ウザいと感じても、交友関係もありなかなか反撃できないのが苦しいところ。
今回は、そんなウザい女友達を正論で撃退したお話を紹介していこうと思います。
「もっと良いスペックの人がお似合いですよ!!」
そのウザい女友達というのは、職場の同僚のIちゃん。私の方が2個年上なので、基本Iちゃんは敬語で話してくれます。
たまに仕事終わりにご飯を食べたりカフェに寄ったりする友達で、この日は他の同僚も一緒に3人でカフェに行きました。
「今日は話したいことがあって…」と少し真剣な面持ちで話し始めたIちゃん。
その内容とは、私の彼氏(同僚)のことでした。
Iちゃんが言うには、私にはもっとスペックの高い男性が合っていると言うのです。確かに、わたしの彼はかっこいいとは言えませんし、オタクです。しかし、私は彼と同棲までしているのですが、喧嘩もなく生活にも文句はありません。
Iちゃんは、やたらと「〇〇(私)さんは収入も彼氏さんより上じゃないですか。なんであの人なんですか?!」と食い気味。彼のことを悪く言われるとだいぶへこみます。
私の彼氏に対する品定めは、1時間弱続きました。
出世したいという気持ちから
私がだいぶへこんで帰ってきたので、彼はすごく心配してくれました。彼に事の経緯を話すと、Iちゃんには裏の顔があることがわかりました。
Iちゃんと私は同僚ですが、職種が違います。私の彼はIちゃんと同じ職種で、仕事を一緒にすることも多いです。
そんな彼が私と付き合うようになってから、「仕事を頑張ってくれるようになった」と「よく笑うようになった」と周りの評価が上がったことが、Iちゃんの嫉妬心を掻き立ててしまったようだと言うことが分かりました。
Iちゃんは「出世したい」「偉くなりたい」とよく話している子でした。彼の評判が良くなったことで、自分の出世がうまくいかないと考えたのでしょうか。私と彼が別れれば、彼の評判が下がり自分が上に行けると考えていたようです。
その証拠に、付き合い始めてからIちゃんは彼にキツく当たったり、彼の悪口を言いふらしたりしていたそうです。
マウント取り返して撃退
流石に少しムカついたのですが、そんな中私は体調を崩し休職することになりました。彼は同じ職場なので、休職中もIちゃんの情報は入ってきます。
Iちゃんは私のことまで「メンタル病んだとかウケる〜」と散々バカにしていたようでした。
対して休職中の私は生活資金を稼ぐために副業に本腰を入れ、気がつけば本業の収入を超えてしまったのです。そしてその勢いで仕事を辞めることに。
一方彼も、私が頑張っているのも見て感化されたのか、Iちゃんよりも先に昇格が決まりました。
退職の挨拶のとき、「寂しいですぅ〜」とニヤニヤしながら言ってきたIちゃんに、「これからどうするんですか?」と聞かれました。
「それがね、副業がうまくいってそっちで独立することになったんだ!今までの2倍も稼げるようになったんだよ〜!」と少し盛って答える私。「彼も頑張ってくれて収入上がったし、あんまり仕事しなくても良いんだけどね。やっぱり真っ当に仕事頑張る人が報われるんだね〜!」と重ねます。
あのときのIちゃんの悔しそうな顔は、今でも忘れません。
ftnコラムニスト:うしさん