「ペットは家族の一員」「ペットはあくまでペット」と、ペットの捉え方は人によって異なるもの。今回は飼っていたペットがきっかけで嫁姑問題が勃発した、友人のエピソードをご紹介します。
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犬と暮らす友人に妊娠が発覚

結婚前から犬を飼っていて、結婚後も夫婦で飼い続けていた知人女性。
彼女にとってペットは大事な家族の一員です。
結婚もペットと同居OKな相手じゃないとしない! という徹底ぶりでした。

夫とペットに囲まれ幸せに暮らしていた彼女のお腹に、新たな命が授かりました。
待望の第一子の妊娠です。
義両親にとっては初孫で、孫フィーバー状態に。
ベビー用品を買い漁る程度なら微笑ましく思えますが、姑はあれこれと彼女の生活面に口を出すようになったそうです。

孫フィーバーの姑が地雷を踏んだ!

食べ物や着るもののアドバイスには彼女も「ハイハイ」と適当に流していましたが、ペットの犬に関することは別でした。
姑は「胎児に影響が出るから犬を手放すように」と要求して、彼女の地雷を盛大に踏んでしまったのです。

彼女は「大切な家族の一員になんてことを言うんだ! 」と激怒!
断固拒否の姿勢から一歩も譲らず、嫁姑関係が一気に悪化してしまいました。

姑の言い分、彼女の言い分

「ペットよりも人間のほうが大事でしょう! 孫に何かあったらどうするんだ! 後悔しても遅いのに! 」というのが、姑の言い分。
友人は「ペットじゃなくて家族! 産婦人科でも問題ないと言われている! 専門家が言っているんだから大丈夫! 」と反論します。

確かに衛生面で気をつける必要はありますが、一般的には元々飼っていた犬なら手放さなくてもいいとされているそうです。
姑の心配する気持ちもわからなくはないけれど、彼女にとっては冷酷非道な言葉に聞こえてしまいました。

ついに彼女がブチ切れた!

どちらも意見を引っ込めることがなく、話し合いは平行線に。
ちなみに、夫はどっちつかずの態度で、オロオロとするだけだったようです。

しつこく手放すよう要求してくる姑に、とうとう彼女はブチ切れ。
「子どもが生まれても、命を軽視する人には絶対に会わせない! 」と脅して、しぶしぶ飼い続けることを納得させたそうです。

その後、無事に出産して姑にも会わせたけれど、わだかまりが残っているのだとか。
恨みは根深いようです。

ftnコラムニスト:愉子