旦那が逮捕された…
Aさんは子供2人と旦那を持つ、普通の主婦です。幸せな日々を過ごしていたのですが、ある日とんでもないことが起こり、その幸せは崩れ落ちてしまいます。
なんと、旦那が痴漢で逮捕されたと警察から連絡があったのです。
冤罪を主張する旦那
「俺は絶対にやってない!」
逮捕の連絡から数日後、旦那と面会することになったAさん。そこで旦那にそんなことを言われました。
「これは冤罪なんだ!信じてくれ!」
Aさんも正直、旦那が痴漢をしたなんて信じられませんでした。
旦那はそんな人じゃない…。それを信じ「当たり前よ!絶対に私が無罪を証明してあげるから!」と旦那の前で宣言しました。そして行動を開始します。
急転直下の出来事!
Aさんは弁護士を雇い、冤罪を証明する準備を整えました。そしてこれから目撃者を探し、防犯カメラの映像を見せてもらえないか交渉するなどしようと思っていた矢先のことです。
弁護士から一本の電話が入ります。
「ご主人が、痴漢したことを認めました」そんなことを言われたのです。
衝撃の事実が…
後日、Aさんは旦那の面会に行きました。そして旦那に尋ねます。
「本当に、痴漢やったの?」と。
すると旦那は「あはは」と笑いながら、「ごめーん。実はやっちゃったんだよねー」と能天気に言い放ったのです。
実はAさんが弁護士と今後の相談をしていた頃、旦那は警察からある映像を見せられました。それは、旦那が痴漢しているときの動画です。
電車にいた乗客が痴漢している旦那に気づき、こっそり撮ったものらしく、その証拠は後から警察に提出され、旦那も後日それを見ることになったとのことでした。
つまり、旦那は本当に痴漢しており、ただ単にその証拠が出てきたから痴漢していたことを認めただけだったのです。
冤罪だと嘘をつかれ、弁護士まで雇ったAさん。到底、旦那のことを許すことはできませんでした。
「あんたみたいな人間とは、もう一緒にいれない」Aさんはそう吐き捨て、警察署を後にしたそうです。
その後、旦那がどうなろうが知ったことではないため、弁護士との契約は解除。そしてすぐに旦那とは離婚し、Aさんは子供と一緒に実家に引っ越したそうです。
冤罪だと嘘をつくなんて、最低の旦那ですよね。嘘の中でもかなり悪質な嘘ですので、許せなくて当然です。
ftnコラムニスト:ふくろうクジラ