不倫相手はまったくの赤の他人ということもあれば、案外身近な人ということもあるものです。そこで今回は「旦那の後輩と不倫していたことがバレた話」をご紹介します。
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旦那の後輩と不倫関係に……

主婦のAさんには、旦那には絶対に言えない秘密がありました。というのも、旦那の会社の後輩でもある男性と、不倫関係にあったのです。

出会いは3年前。旦那が可愛がっている後輩として彼を家に連れて来たことから始まります。

その瞬間にイケメンで可愛い顔をした彼を、一瞬で好きになってしまったAさん。そこから連絡を取り合う中になり、こっそり2人だけでも会うようになっていったのです。

旦那から話があると言われ……

そんなある日、Aさんは旦那から話があると言われます。

「何?」と言うと、旦那は「もう少し待ってて」と一言。不穏な空気を感じていたAさんでしたが、その予感は的中しました。

数十分後、現れたのは不倫相手でもある旦那の後輩。そして旦那が口を開きます。

「お前ら、不倫してるだろ」

旦那に謝罪するも……

「何の話?」と最初はとぼけたAさん。しかし旦那は2人のLINEのやり取りや、キス写真、ホテルに入っていく写真など、様々な証拠を出してきました。

「すいませんでした!」認めるしかなくなり、土下座して謝罪する不倫相手。それにならいAさんも土下座しながら謝罪します。

「ああ、もうそういうのいいから」

旦那は冷静でした。すでに怒りを通り越し、全ての覚悟を決めてこの日を迎えたのでしょう。

そして旦那は「じゃあ、お前らにはしっかり代償を払ってもらうから」と冷たく言い放ちました。

不倫の代償

「まず、お前は……」そう言い、不倫相手である後輩に話しを始めた旦那。そして裁判を起こし、慰謝料を請求すること、社内で不倫のことを公にして処分してもらうことを告げました。

「わ、わかりました」後輩ということもあり、何も反論できず、そう言ってうなだれる不倫相手。

「そしてお前には……」そう言って旦那は、今度はAさんに向かって話し始めました。

離婚することや、子供の親権を自分が持つこと、そして慰謝料の支払いと、財産分与は旦那にかなり有利な条件で行うことを告げられます。

「ちょ、ちょっと待ってよ」と言っても、旦那は「反論があるなら弁護士立てて反論して」と聞く耳持たず。

結局、Aさんと旦那はその後離婚。親権も旦那に奪われ、財産分与は半分ずつになりましたが、慰謝料は支払うことになったそうです。

不倫してしまったのですから、代償を払わなければならないのは仕方ないですよね。それにしても、気づかぬ間に旦那に不倫のことがバレており、知らない間に今後のことが全て決まっているというのは怖い話です。

ftnコラムニスト:ふくろうクジラ