今回は、本命チョコを間違えて上司に渡しちゃった!? バレンタインの失敗エピソードを紹介します。
チョコを配る習慣がある会社。「ドサクサにまぎれて本命チョコ渡せちゃうかも!!? 」
Oさんが勤める会社では、バレンタインになると女性社員から男性社員にチョコを渡す習慣がありました。
日頃の感謝の気持ちをこめて、1人あたり500円くらいの義理チョコを毎年配ります。
Oさんはバレンタインにチョコを配る習慣を利用して、今年は本命チョコを渡す計画を練りました。
片思いをしている相手は、同期入社をしたW君。
いつもからかってくるけど、そのやりとりがめちゃくちゃ好き!!
「今年は、絶対に本命チョコを渡す!! 」
と心に決めました。
義理チョコとあきらかに差をつけた本命チョコ!! これで伝わるはず!!
バレンタイン当日になり、朝から男性社員は自席について仕事に集中をしていました。
それもそのはず。
自席にいなければ、チョコをもらうタイミングを逃してしまうからです!
W君がいる席は、端のほう。
渡す順番は最後のほうになるので、誰にもバレずにこっそりと本命チョコが渡せます。
本命チョコは、ブランド物のチョコにしました。
包装からしてあきらかに気合いが入っていて、義理チョコとはかなりの差。
パッとみて、「本命チョコだ! 」とわからなければ、意味がないですから!
Oさんは緊張しながら、義理チョコを配り始めました。
エッ!? 本命チョコがない!!!!
義理チョコを配り終えたOさんは、ついに本命のW君の席へ……!!
「W君、お疲れさま」
と声をかけると、W君は
「チョコくれんの!? 」
と目を輝かせていいました。
「ちゃんと用意しましたよ! 」
といいながら、いざ本命チョコを渡そうと紙袋の中を見ると……
エッ!!?
本命チョコが、ない……!!!
なんで……!!!??
「不倫だけど、いいかい? (笑)」……って、よくないわ!!!
紙袋の中に入っているのは、みんなに配り終えたはずの義理チョコ1つ。
人数分ぴったり買ったはずなのに、義理チョコが余っている……
ということは……
フロアを見渡すと、ひときわ目立つ包装のチョコを持った人を発見!!
Oさんは、間違えて上司に本命チョコを渡してしまったのでした……!!
Oさんは慌てて上司のもとへ向かいます。
上司のところへいくと、上司はにっこりと笑いました。
そしてナイショ話をするように
「不倫になるけど、いいかい? (笑)」
といってきました……!!
あきらかに他の義理チョコと差がついている、本命チョコ。
上司に本命チョコを渡したと、勘違いされた……!!!!
Oさんは「返して」ともいえず、
「日頃の感謝の気持ちですよ(笑)」
とごまかして、その場から逃げました。
そして本命のW君には、残っていた義理チョコを渡したそうです。
その後、Oさんは
「バレンタインに便乗した告白なんて、もうしない!! 」
と語りました。
まとめ
本命チョコとわかるように差をつけたのが、かえって勘違いさせてしまいましたね。
バレンタインではなくても、告白するチャンスはあるはずです。
ぜひリベンジして、気持ちを伝えてみましょう。
ftnコラムニスト:haru