幸せな家庭、しかしそこには秘密が…
A子さんには、優しい夫とかわいい小学生の子どもたちがいます。
しかし、A子さんは下の子が産まれて以来、夫と一度もセックスをしていません。
夫は、もともと性欲が強い方ではありませんでした。
二人目出産後もA子さんは夫を誘いましたが、その度に「今日は疲れてる」「気分じゃない」と断られます。
それでもA子さんはめげずにスキンシップを求めたそう。
あるとき「3人目ができたら困るから」とそっけなく言われます。
夫にとってセックスは、子どもを作ることだけが目的だったと知り、彼女は夫とのセックスを諦めました。
女性としての快感を不倫で満たす日々
その後A子さんは寂しさから、5歳年下の同僚と不倫をはじめます。
最初は月に2〜3回こっそり会う関係でしたが、次第に回数が増え、多いときには週4回ほど会社帰りにホテルや車の中で関係を持つようになりました。
A子さん曰く、付き合いたての頃は、会社のトイレで行為をしていたんだとか!
声を我慢しながら犯される背徳感とスリルがたまらなかったそう。
夫とは味わえない、女性としての快感と興奮にA子さんも満たされていたのでしょうか…。
夫は仕事が忙しいので、平日の昼間に自宅に戻ってくる心配もありません。
なので、A子さんは平日に休みをとり、不倫相手を自宅に呼んで楽しむようになりました。
しかし不倫交際がはじまって2年がたったころ、A子さんのミスで不倫がバレてしまいます。
わが子に不倫現場を目撃される
いつものように不倫相手を自宅に招き、楽しむA子さんと同僚。
すると、ガチャッと玄関から音がしました。
えっ?なんで…。と慌てて飛び起きるA子さん。
するとタタタタタッと子どもの足音が!
急いで服を身につけたA子さんですが、すでに手遅れでした。
目の前には、ランドセルを背負ったまま呆然と立ち尽くすわが子の姿が…。
A子さんは「これは違うの…」と力無い声をだしますが、子どもはA子さんの言葉を待たずに家から飛び出したそうです。
じつはこの日、先生たちの研修のため、子どもたちは午前中に下校したのです。
A子さんはそれをすっかり忘れて、不倫相手を自宅に呼んでしまっていたのです。
その後子どもは、持っていたキッズスマホから父親に連絡。
ついにA子さんの不倫が家族にバレてしまったのです。
現在、離婚に向け夫と話し合っているA子さん。
夫や子どもがいる立場での不倫は許されないでしょう。
しかし、A子さんが不倫に走った原因は、少なからず夫にもあったのではないでしょうか。
もっと早い段階で、夫婦生活についてしっかり話し合うべきでしたね。
ftnコラムニスト:広田あや子