「元カノだったら、こうしてくれたのにな~」「元カノはこう言ってた!」元カノと比べられるのは女性にとっては苦痛なこと。美緒さんも【元カノ大好き男】に苦しめられた中の一人です。美緒さんの堪忍袋の緒が切れるまでを、早速見ていきましょう!
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あれ、雲行き怪しい?素敵な彼氏ができたと思ったら…

美緒さんはマッチングアプリで素敵な彼氏ができて、毎日ウキウキしていました。イケメンでハイスペックな悠さんは、美緒さんの自慢の彼氏だったのです。

美緒さんが最初に違和感を覚えたのは、悠さんが毎回デート場所に元カノと行った場所を選ぶことでした。どこへ行っても「ここ元カノと来たんだよね~」と言うのです。

あまり良い気はしませんでしたが、すごく好きだった元カノがいることは聞いていたので、仕方がないと思い込んで気にしないようにしていました。

「元カノだったらこうしてくれた」だんだん強くなる彼の元カノへの思い

付き合ううちに元カノとの思い出より、美緒さんとの思い出が増えて元カノのことを思い出すことも減るだろう。そんな風に思っていた美緒さんですが、その期待は裏切られてしまいます。

「元カノだったらこうしてくれた」

交際期間が長くなっても元カノ話は減るどころか、悠さんが元カノと美緒さんを比較してくる発言が増えてきたのです。しかも、日に日に元カノに関する発言は増えていきます。

ここまでくると怖い!髪型と服装まで指定

美緒さんは悠さんのことが好きだったので、元カノと比較されても耐えていました。それどころか「彼の好みに近づこう!」と努力をするつもりでいたのです。

しかし、ある日悠さんは元カノの写真を見せてきて、こんな風になってくれと言ってきました。これには美緒さんも恐怖心を抱かずにはいられません。

美緒さんはやっと気がついたのです。悠さんが見ていたのは私ではなく、元カノなのだと。そこで美緒さんの気持ちは冷めてしまいました。

ふざけんな!そんなに好きならもう一回付き合えば

悠さんからの要求を初めて突っぱねた美緒さん。

「そんなに元カノのことが好きなら、元カノともう一回付き合えばいいじゃん!」

そう言い残して悠さんを置いて帰ってしまいます。そして、LINEもブロックして二度と関わらないことを決意。美化される思い出になんて勝てないんだから、次は自分を見てくれる人と恋をしようと誓うのでした。

今では自分の好きなファッションやメイクを楽しみ、ますます魅力を増しているそうです。

ftnコラムニスト:安藤こげ茶