『あの時、離婚しなくて良かったな！』【不倫して、数年後】夫の “許された” と思ってる態度にイラッ！その後？

夫が不倫！ 妻は子どものために再構築を選択

夫の不倫発覚後、離婚も考えたけれど子どものことを考えて友人は再構築を選びました。
夫も「もう2度と不倫はしない！ 妻や子と離れたくない！」と強く訴えたことからチャンスを与えたそうです。

夫は軽い気持ちで不倫をしたことを反省をしたようで、不倫相手とはきっぱりと別れ、再構築中は家庭中心の生活を送るようになりました。
休日は子どもと過ごしたり、家族で出かけたりと、良い父親・良い夫になろうとしたそうです。
その後は当たり前ですが不倫をすることもなく、穏やかな日々が数年続きました。

再構築から数年、夫の何気ない発言が火種に……

子どもも大きくなり、ある程度手が離れて夫婦2人だけになる時間が増えました。
そんな中、ふとしたときに夫がこんな発言をしたそうです。
「色々あったけど、あのとき離婚をしなくて良かったな」「自分たちは幸せな家族だよな」

友人はこのセリフを聞いた瞬間にスッと気持ちが冷めたそうです。
夫はこの数年の生活で完全に許されたと思っていましたが、妻はまだ許してはいませんでした。

許されたと思った夫、許していない妻

暗い家庭にしたくない、とこれまで笑顔を保ってきた彼女。
でもそれは子どものためにしていた彼女の努力でした。

再構築中も、夫が不倫をしたのは自分にも原因があったのでは？ と思い悩んだり、不倫相手とのメッセージのやりとりがフッと蘇ってきて苦しめられたこともあったそうです。
表面上は幸せそうにふるまっていましたが、彼女の心の中では激しい葛藤がありました。

それに気づかず、のん気な発言をしてきた夫。「傷つけた側の人間が何を言ってるんだ」と彼女はそこで何かがプツンと切れてしまいました。
なんで許されたと思ったの？ どれだけ私が傷ついたと思っているの？ たった数年で傷が癒えると思っているの？ と、不倫騒動当時の気持ちがブワッとよみがえってきたそうです。

夫の発言で離婚を決意！

この夫の発言がきっかけとなり、彼女は離婚を決意！
「この人との将来を考えられない」と気づいてしまったそうです。

「子どもの独立後、夫婦2人になった未来を考えたらゾッとする」とまで言っていました。
不倫はここまで配偶者を傷つけてしまうんですね。
壊れた関係は数年では修復できなかったようです。

離婚後の生活に向けて、着々と準備中の彼女。離婚を切り出されたとき、夫はどんな反応をするのでしょうか？
そのときようやく、自分がしたことに気づくのかもしれませんね。

ftnコラムニスト：愉子