専業主婦を馬鹿にする姑
今回お話をしてくれたA子さん。ご主人のB男さんと姑の3人で暮らしていたんだそうです。姑と一緒に暮らし始めて少し経った頃から、姑はA子さんにチクチクと嫌味を言っていたんだそうですが、「こんなことは世間的によくあることなのだろう」とあまり気にしていなかったといいます。
ところがそれをいいことに姑の嫌味はエスカレート。終いには「専業主婦なんか何のためにいるのか?」とか「私の時代と違って今は働ける場所があるのに、仕事をしないうちの嫁は怠け者だ」とか、「いっその事、家から出て行ってくれたらいいのに」などと、酷いことを言うようになっていったんだそうです。
姑の思い通り、家を出る事にした!
いよいよ姑からの嫌味や嫌がらせに痺れを切らしたA子さん。家を出る事にしたといいます。
しかし家を出て、どこにいくつもりなのでしょうか。その件に関して質問すると、A子さんは「大丈夫です、ここからがこの話の面白いところなんですから」と言って笑いました。
「お義母さんも出て行ってください」私がそう言った理由とは?
A子:私は姑に出て行くことを伝えました。そして姑にも「この家から出て行って欲しい」と言いました。姑は目を三角にして怒っていましたが、もうこの家の売却は済んでいたので、あとは私たちが来月末までにここを引き払えば終わり…という状況だという事を説明したんです。
気分はスッキリ!財布はほっこり!
聞くとその家はなんと、A子さん名義の持ち家でA子さんのご両親が買ってくれたんだといいます。それでA子さんは「私が出て行くなら、家を売り払ってしまえ」と思ったんだそうです。もちろん、B男さんからの了承も得た上での対処で、B男さんもそのことについて異存はないと言っていたといいます。
A子:姑を追い出すことが出来て、買った当時より土地の値段も跳ね上がっていて財布も潤いました。
と、話す。
こんな話をA子さんから聞き、私は「こんなしっぺ返しを食らうことがあるんだな」と思いました。A子さんの姑もかなり悔しかったでしょうね。
ftnコラムニスト:アッキーム