そこで今回は“都合のいい女”を卒業して自分と向き合うことに成功した友人のエピソードをお届けします!
またヤバイ男に引っかかってる……
友人のA子はいわゆるダメンズウォーカー。周囲が「あの男は絶対ダメだって!」と言うような男ばかりを好きになってしまい、いつも泣かされていました。これは、そんなA子が今年1番痛い目に遭ったエピソードです。
A子にはその時、付き合って半年の彼氏がいました。「真面目だし、音信普通になったりしないし、今度の彼は絶対大丈夫!」とA子本人は言っていましたが、形に残るプレゼントを嫌がったり、彼の友達に紹介してくれなかったりと、周囲から見ると不審な点がいくつもあるような彼氏でした。
「セフレじゃ駄目?」 駄目に決まってんだろ!
案の定、ある日A子は彼から衝撃の事実を告げられます。なんと彼には高校時代から付き合っている大本命の彼女がいて、近々その彼女が留学先から帰国するのでA子とは今までのように会えなくなると言うのです。
当然A子は「そんなの聞いてない!」「別れたくない!」と言いましたが、彼氏からは追い討ちをかけるように「っていうかセフレじゃ駄目なの?(笑)セフレでも大切にするよ?」というありえない提案が!
さすがのA子もドン引きして、「バカにすんのもいいかげんにしろ!!」と彼を一発殴り、別れたそうです。
私を幸せにしてあげられるのは誰?
帰り道、とぼとぼと歩いていると、A子は自分のそんな寂しげな姿がショーウィンドウに写っているのに気付きました。
「知らないうちに浮気相手にされてるなんて、私ほんとツイてないな……」そんなことをぼんやり思いながらウィンドウを眺めていると、なんだか急に自分のことを「このかわいそうな女の子を責任持って幸せにできるのは私しかいないんだ……!」と客観視できたそう。
今まで男性に大切にされることばかりを求めていたA子でしたが、そんなA子が初めて自分軸で動くことを決意した瞬間でした。
まとめ
それからA子は男受けを狙っていた服装や髪型をスッパリとやめ、自分が本当に好きな格好をするようになりました。そんなA子の姿は魅力的で、周囲にも大好評です。
もしもあの時、「そばにいられるならセフレでもいいかな……」なんて考えていたら、今でもまだズルズルとダメンズから抜け出せないままだったでしょう。
「まずは自分で自分を大切にして、人のことも大切にできると思えたらまた恋愛する!」と言うA子。2023年は明るい年になりそうです♡
ftnコラムニスト:藍沢ゆきの