いつもは普通の態度でも、ある瞬間にその人間の猟奇性が見えることがあるものです。そこで今回は「旦那が子供を入れ替えた話」をご紹介します。
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旦那の優しさ

Aさんには生後3ヶ月の娘がいます。大事な娘をなんとか産むことができ、幸せに毎日を過ごしていました。

そんなある日、旦那が珍しく「たまには1人で出掛けてきたら?」と言ってくれました。

いつも娘と一緒に部屋で過ごすAさんを気遣ってくれたのだろうと嬉しく感じ、「ありがとう」と言って、Aさんは出掛けることに。ひさしぶりに友達と食事ができたのです。

違和感を感じる

食事を終え、家に帰るとAさんは真っ先に娘のもとに行きます。娘を抱きかかえ、いつものように話しかけるのですが、そこで何か違和感を感じました。

なんだか娘の反応がいつもと違う気がする…。それに重さも顔も体つきも、何だか別人のように思えたのです。

そんなはずがないと思いながら、Aさんは娘のかかとを確認します。すると、そこにはあるはずのホクロがありませんでした。

旦那を問い詰める

間違いなく別人。別の赤ちゃんに同じ服を着せて、家の中に置いておける人物となれば、当然旦那しかいません。

「ちょっと!これどういうこと!」

Aさんの問いに旦那はとぼけます。そこでかかとのホクロのことを言うと旦那の表情は一変。途端に無表情になり、まさかの言葉を言います。

「まぁ、同じようなものでしょ?」

サイコパスな旦那

おそろしい言葉にAさんは絶句。しかし聞かないわけにはいきません。この子は誰なのか。そして本物の娘はどこにいるのか。

話を聞くと、実は旦那はずっと不倫をしており、同じ時期に不倫相手にも子供が生まれたとのこと。旦那は不倫相手との間にできた子供と、Aさんの子供を入れ替えたのです。

では、なぜ入れ替えたのか。その理由にAさんは恐怖を感じます。

「だってさ、こっちの子のほうが夜泣きしないらしいから」

不倫相手の子供のほうが、夜泣きが少ない。旦那が子供を入れ替えた理由は、たったそれだけのことだったのです。

旦那のサイコパスな一面を見たAさん。これ以上そんな人と生活できるはずはなく、すぐに離婚を決意し、今は実家で本物の娘と幸せに暮らしているそうです。

子供を入れ替えるというとんでもないことを、たいした理由もなくするなんて、本当にサイコパスですよね。別れて正解だったと思います。

ftnコラムニスト:ふくろうクジラ