子どもに情を持たせる作戦!
友人Mは、同僚であるユウタに好意を抱いていたそうです。ユウタもまた、初めのうちはMに興味があったようで、2人はMの子どもを交えて何度か遊びに行ったことがあったのだとか。
Mいわく、子どもとユウタを仲良くさせてしまえば、結婚までもっていけるだろう!と思っていたそうです。
そのため、デートに行くときは子どもを連れていくようにしていたのだとか。
告白したが残念な結果に
数回デートも重ねたし、脈アリだと思っていたMは自分からユウタに告白したそうです。
しかし、結果は残念なことに振られてしまったのだとか。
「子どもとも仲良しになっていたのにどうして?」と諦めきれなかったとMはいいます。
そして、子どもを理由にユウタに会いにいくことを思いついたのだそうです。
子どもをダシにする
振られてからも諦めがつかなかったMは、何度か食事に誘いましたが断られてしまったそうです。
そこでMは「子どもがユウタに渡したいものがあるみたい!」「子どもがユウタのためにお菓子を作ったからもらってほしい」などの理由をつけては何回も会いに行ったのだとか。
「今日はちょっと…」と言われても、子どもを連れてユウタのマンションまで勝手に行ったのだそう。
しかし、ある日ユウタからこんな事を言われたのだとか。
「ほかに好きな人がいてもう付き合っているから、誤解されるとマズイし、今日限りで会うのはごめん…」
それを聞いたMはとてもショックだったそうですが、相手から略奪してやろうと思い、何度も子どもを理由に会いたいとメッセージを送っていたといいます。
接近禁止令
何度断っても接近しようとするMに対して、ユウタはついにメッセージのブロックをしたようでした。そして、ある日Mの携帯に警察から着信が!
なんとユウタから「つきまとい」の被害を受けていると相談を受けた警察が、Mに対してユウタへの「接近禁止令」を出したというのです。
Mは警察から電話が掛かってくるほどの迷惑をユウタにかけていた事を、深く反省したといいます。
Mは自分が一方的に好きなだけでは、相手にとっては迷惑になるのだと勉強になったそうです。
また、結婚願望が強すぎて自己中心的になっていたことを、見つめ直す良いキッカケになったのだとか。
それからは、しつこく異性に付き合いを求めることもしなくなり、現在は数年付き合った男性とめでたくゴールインし、Mは幸せに暮らしているそうです。
ftnコラムニスト:さらら