不倫が大嫌いなリコさん。その理由は中学生の時に、母と担任の先生の不倫を目撃してしまったことでした。不倫中の人は「誰にも迷惑かけてない」と言うかもしれませんが、何十年経とうとリコさんの心の中には母の不倫は傷となって残っているのです。今回はリコさんに聞いたお話です。
私が不倫を嫌う理由
「不倫が好きという人の方が少ないでしょう。ですが、私は不倫が大嫌いで、例え有名人の不倫のニュースでも許すことができません。」
「その理由は、私が中学生の頃にさかのぼります。」
「何と私の母は、私の担任の先生と不倫をしていたのです。それ以来、母も先生も汚いものにしか見えず不倫を許すことはできません。」
どうして先生が我が家から出てくるの…?
「私が母と先生の不倫に気がついたのは偶然が重なったためでした。
その日、私は友達と出かけ夜まで帰らないはずだったのです。しかし、途中で体調が悪くなってしまい一人だけ家に帰ることに。
当時は携帯電話も持っておらず、母には連絡をせずに家に帰りました。
すると、私は我が家から出てくる担任の先生を目撃してしまったのです。我が家は周りに家がなくぽつんと立っている一軒家です。先生と母は玄関先で別れのキスをしていました。
先生の姿を見かけただけなら、子供の私は不倫であるとは気づけなかったかもしれません。ですが、キスを見かけてしまっては、2人の関係を察さずにはいられませんでした。」
2人とも気持ち悪い…
「その日から、母のことも先生のことも気持ち悪くてうまく話すことができません。
ちょうど中学生だったこともあって反抗期で片づけてくれましたが、今でも母とは不仲です。信頼すべき相手である母と担任の先生が不倫をしていたということを、私は許せずにいます。
結局、母に見てしまったことを告げることはなく、父も周囲も母の不倫には気がついていないようでした。」
不倫は絶対ダメ!
「うまく隠しているようでも、いけないことをしていれば必ず誰かが見ています。母も私が不倫を知っているなどとは思っていないでしょう。
誰かを傷つけてしまうことを平気でやってしまう。だから、私は不倫が大嫌いなのです。不倫は絶対ダメなことです。私は一生母を許しません。」
ftnコラムニスト:安藤こげ茶