健太郎(仮称)さんは妻に隠れて不倫の恋を楽しんでいました。久々の恋愛に浮かれる健太郎さん。しかし、ある日彼女の自宅をサプライズ訪問した時に、自分は遊び相手でしかなかった現実を突き付けられてしまうのです。既婚男性は不倫に何を求めるのか?そして、不倫の恋でそれは得られるのか?健太郎さんの場合について見ていきましょう。
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ドキドキワクワクが止まらない!不倫であっても恋は恋

健太郎さんは既婚者でありながら、マッチングアプリを利用して彼女を作り不倫を開始。結婚生活に大きな不満があるわけではなかったのですが、つまらない毎日に少し刺激が欲しかったのです。

初めは遊びのつもりだった健太郎さんですが、未婚の若い彼女は可愛らしく久しぶりの恋に浮かれていました。ドキドキワクワクが止められず、毎日彼女のことばかりを考えてしまうように。

なかなか会えない…障害があるから恋は燃え上がる

不倫の恋に夢中の健太郎さんですが、仕事と家庭もありなかなか彼女と会う時間を作ることができません。

しかし、そんな不自由な状況すら不倫中の男女の恋のスパイスとなりえます。健太郎さんは自分たちがロミオとジュリエットになったような気になり、自分が既婚者だという障害によって恋する気持ちをさらに燃え上がらせてしまっていたのです。

時間ができた!サプライズ訪問の結果は?

ある日、予定していた仕事がなくなり時間ができた健太郎さん。突然、彼女の家を訪ねてびっくりさせることを思いつきます。

ピンポーン!

当然、彼女も喜んでくれるものと思っていた健太郎さん。しかし、待っていたのは全く違う反応だったのです。

「げ?何で来たの?」

いかにも迷惑そうな彼女はドアのチェーンを外してもくれません。しかも、部屋の中には誰かがいる様子です。

そんなバカな…俺は遊び相手でしかなかった

「どうしたー?大丈夫かーー?」部屋の奥から男の声がします。

「大丈夫!なんか変なおじさんが部屋間違えただけみたい!」と返す彼女。

「彼氏来てるから!そういうことだから!!」とだけ言い、部屋のドアを閉めてしまいます。

健太郎さんはようやく気づきます。この恋に燃え上がっていたのは自分だけで、彼女は寂しいときだけ自分を利用していたのだと。恋に浮かれていた分、消失感も大きく、しばらくは落ち込む日々が続いたそうです。

不倫というと既婚男性が悪いイメージがありますが、中には既婚者の気持ちを上手に利用する悪い未婚女性もいるのですね。

ftnコラムニスト:安藤こげ茶