自分の経験をもとに話をしていても、昔とは違っていることも……。
今回は、昔の感覚を押しつけてくる、姑トラブルエピソードを紹介します。
腰痛になるくらい、最近のランドセルは重い!
昔よりも、ランドセルの中身が重くなっていることを知っていますか?
学校に持っていくための副教材やタブレットなど、昔に比べると種類がたくさん増えています。
ランドセルが重すぎて、腰痛になる小学生もいるくらいです。
小学生のお子さんがいるAさん。
Aさんのお子さんは、小学校のリモート授業などもあり、タブレット端末を家に持ち帰ることが多くあるそうです。
持ち物が多くて、歩いて登校は危険。車で送迎することに
ある日、Aさんのお子さんの小学校で、タブレット端末を持っていく日と家庭科の調理実習の日が重なっているときがありました。
調理実習があると、エプロンや食材など、いつも以上に荷物がたくさん。
お子さんのランドセルはいっぱいになり、ロックをかけるのがやっとという状態でした。
(さすがに重すぎるし、歩いて登校するのは危ないかも……)
そう思ったAさんは、
「車を出すから、ちょっと待ってて」
とお子さんにいってから、車のキーをとりにリビングへ向かいました。
「子どもを甘やかさない!!」姑の発言に唖然
リビングには、同居をしている姑が座っていて、Aさんをジロリと一瞥。
姑は、バンッとテーブルを叩いて口を開きました。
「車で送るなんて、ありえない!!子どもを甘やかさないの!!子どもはみんな、ランドセルを背負って走るものよ!!」
声を荒げた姑。
その言葉に、Aさんは唖然としました。
昔の感覚を押しつける姑。Aさんのお子さんが、神対応で撃退!!
昔のランドセルの中身であれば、そうだったのかもしれません。
しかしいまは、持っていくものが細かく指定されていて、ランドセルが重くなる日もあります。
「ランドセルが重いからって、車を出すなんて甘やかしすぎる!」
なにをいっても、昔の感覚を押しつける姑。
聞く耳をもちません。
すると、Aさんのお子さんがリビングに入ってきました。
「ばあば、大丈夫だよ。ちゃんと学校まで歩いていくから、玄関まで持っていくのだけ手伝って」
そういって、Aさんのお子さんは笑顔を向けました。
「まぁ、玄関までなら……」
と、渡されたランドセルを姑が持った瞬間……
ドスン!!!!!!
姑がバランスを崩し、尻もちをついて転倒をしました……!!
あまりの重さに、目を丸くしてしばらく固まっていた姑。
身をもってランドセルの重さを理解した姑は、その後、車で送っていくことに口出しをしなくなったそうです。
まとめ
昔のランドセルの重さとは違うことを、身をもって体感してもらうなんて、Aさんのお子さんは素晴らしい対応力ですね!!
姑も、ランドセルの重さをしっかりと理解できたようでなによりです。
これからは、ランドセルを持った子どもに優しく接してほしいですね。
ftnコラムニスト:haru