忘年会で潰れてしまったA子
これは友人から聞いた話です。
大手メーカーの営業部で男性社員とも肩を並べるような数字を叩きだすA子は、後輩たちからも頼りにされるような存在でした。
年末恒例の得意先との忘年会に、同じ部署の後輩Bくんを連れて参加したA子。
繁忙期を終えた疲れもありいつもより酔いが回ってしまったA子は、お開きになり得意先と別れた途端に緊張が緩んで意識が無くなったそうです。【目が覚めると知らない部屋】
目が覚めると知らない部屋
ひどい頭痛で目が覚めると、知らない部屋のベッドに寝ていました。
さらに、布団一枚で何も身に付けていなかったんです。
物音がしたのでドアの方を見ると、昨日一緒に忘年会に参加していた後輩Bくんが下着一枚姿でいるのを発見。全てを悟ったA子。
A子は彼氏はいませんでしたが、Bくんと付き合う気はありませんでした。
ひとまずこの場は、酔った末のワンナイトで終わらせる方向へもっていこうとしたところ、下の名前で呼び捨て&敬語のはずがタメ語など、Bくんの距離がゼロになっていたそうです。
ぐいぐい来る感じが怖くなったA子は、
「酔った流れでごめんね。記憶がないから覚えてなくて」
と逃げるように自宅へ帰りました。
彼氏面がひどい
それから会社でのBくんの様子が変わっていきました。
社内ではさすがに呼び捨てやタメ口はありませんが、二人きりになると「今度いつ会える?」と甘く囁いてきたり、伝言メモや付箋で二人の関係を匂わせるなど、いつ他の社員にバレるかと冷や冷やする日々。
さすがにBくんと同行営業など仕事に支障をきたすことが出てきたので、はっきりと付き合えないと話したそうです。
Bくんがいうには、酔ったA子がしつこく誘ってきたのでその気があるんだと勘違いしていたそうで、その後は照れてBくんを避けているんだと思っていたんだとか。
すべてはA子の行動がはじまりでした。
その後
Bくんとの誤解が解けてからは以前のような仕事仲間に戻ることができたそうです。
A子の酒癖の悪さが招いた出来事で、さすがにそれ以降記憶が無くなるまで飲まないように気を付けているようです。酒は飲んでも飲まれるな!ですね。
ftnコラムニスト:karira