離婚した後も可愛い子どものために養育費を払い続けていたが、離婚した元配偶者にはすでに事実婚状態の相手がいた…。今回は養育費にまつわるドロドロ話をご紹介します。
ftnews.jp

浮気が原因で離婚したAさん

これは知人から聞いた話です。

会社の同僚だったAさんは、28歳の若さでバツイチ子持ち。10代の頃に結婚してすぐに子どもが生まれましたが、Aさんの浮気が原因で離婚しました。離婚後は養育費を払いながら彼女も作らず一人暮らしをしていたそうです。

【子どもとの面会が唯一の楽しみ】

一度きりの浮気がバレて夫婦関係が修復できずに離婚してしまったらしく、今でも元妻と子どもに未練たらたらで、月に一度子どもに会えるのを楽しみにしていました。

12月の面会はクリスマス前ということもあり、子どもが好きなシルバニアファミリーのお人形やハウスを持って行きました。

【子どもから耳を疑うような発言が!!】

喜んでくれるだろうと思ってプレゼントを渡すと、「これパパにもらったから違うのがいい」と耳を疑うような発言が。
Aさんは以前にもシルバニアファミリーの違うお人形をあげたことがあるそうで、それと勘違いしているのかと思い聞き直すと、「新しいパパにもらったから違うのにして」と言われたそうです。

新しいパパという衝撃の内容にパニックになってしまったAさんは、その場で元妻に電話して呼び出しました。

【元妻の事実婚が発覚】

元妻が到着するまでの間、子どもからある程度聞き出すことに成功したAさんは、ひどいショックを受けながらも慰謝料減額など現実的な話をどうするか考えたそうです。

到着した元妻を問いただすと、もう隠し通せないと悟ったのか事実婚状態の男性がいてすでに同居していると白状しました。そして近いうちに再婚して子どもも養子縁組をする予定だということもわかったそうです。

毎月の養育費も必死で払い続けていたのに、違う男性と事実婚してほぼ養ってもらっている状態でも満額受け取っていたことにさらにショックを受けたAさん。
しかも隠し通していればずっと払ってもらえると考えていたと開き直った元妻に、それまでの未練は一切なくなったそうです。

【その後】

結局、子どもは新しいパパと養子縁組をしたので養育費は減額してもらえました。

子どもは今でも可愛いけれど、元妻にはもう二度と会いたくないと話していたAさんは、結婚はこりごりだとしばらく落ち込んでいたそうです。

ftnコラムニスト:karira