厳しい指導をする担任
A子さんは、中学生の娘の母親です。
娘が中2のときに担任になったのは、40代中頃の男性教員B先生です。
B先生は体格が良くスポーツ刈り、声も大きいというまさに体育会系の教員でした。
しかも、日ごろから生徒に対しての指導が厳しかったそうです。
授業中に少しでも私語をすると、生徒の椅子を取り上げて、膝立ちのまま授業を受けさせます。
また、テストの点数が悪い生徒はクラス全員の前に立たせ、一人づつ反省点を言わせるなど…。
令和の時代の先生とは思えない、古い価値観を持った先生ですね。
娘を守るために学校へ抗議に向かい…
日頃、娘から担任の高圧的な指導を聞いていたA子さん。
あるときA子さんの娘が、美術の授業で作った作品の提出が遅れてしまったそうです。
そのことを知った担任から呼び出され、厳しく叱責されたのです。
その日から、学校への登校をしぶりだした娘。
A子さんはさすがに、担任の指導が行き過ぎだ!と怒り心頭で、担任へ直接抗議するため中学校へ向かいました。
予想と違うB先生の反応に困惑
A子さんが「娘も私もずっと我慢していましたが、今回は許せません。教頭と校長にもお話しします!」と伝えたそう。
すると今までA子さんの話を、腕を組み黙って聞いていたB先生の態度が急変。
「いやっ…それは。管理職には絶対に言わないでください」と頭を下げてきたのです。
その後、A子さんの娘にも謝罪しますので…と言われてしまったそう。
A子さんの予想では、B先生は言い訳をしたり自己弁護に走ると思っていたので、B先生の態度に拍子抜けしてしまったそうです。
ダブル不倫が娘にバレて…
その後、A子さんの娘は友達関係や勉強の悩みが重なり、精神的に不安定になって不登校に。
A子さんは日々の娘の様子を知らせるために、B先生と個人的にラインで連絡を取り合うようになりました。
B先生は、不登校から高校に進学する方法を調べたり、勉強が遅れている娘に特別にワークを用意したり、親身に対応してくれたそうです。
無愛想で気難しい人だと思っていたB先生に、良い印象を抱き始めた頃、B先生から二人で会うお誘いをうけたそう。
その後、A子さんとB先生はダブル不倫に.。
しかし二人が関係をもった半年後に、娘にA子さんとB先生のやりとりを見られてしまったのです。
娘から「最低!穢らわしい!」と罵声を浴びせられたA子さん。
結局、夫にもバレて今後B先生とのやり取りは全て夫がすることになったのです。
もしかすると、A子さんはB先生の保身のために利用されていたのかもしれませんね。
女性を上手に自分のテリトリーに誘い込み、思い通りに転がしてくる男性には要注意ですよ!
ftnコラムニスト:広田あや子