私との結婚前から夫はある女性と不倫していたらしい。その不倫相手に小さい頃から会わされていた息子は、不倫相手をママと呼ぶ!?
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「お母さん」古風なだけだと思っていた!

A子:夫は息子が小さい頃から私のことを「お母さんと呼びなさい」と言っていました。「小さい子供にとってはママの方が言いやすいだろうから」と、私がいくら言っても夫は頑として譲らなかった。その癖に自分のことはパパと呼ばせていたんです。

A子はそのご主人の発言を妙だなとは思っていましたが、まさかこれからA子に降りかかる災難と繋がっていくとは夢にも思っていなかったそうです。

思い切って聞いてみた結果

A子:息子が小学校に上がる頃、私は思い切って夫に「なぜママと呼ばせないのか」というのをしつこく聞いたことがありました。夫は「俺の妹の真理子の事をママと呼ぶから、混同しないようにした」と言うのです。
でも私は夫に妹がいることは知っていましたが、結婚式に一度会っただたけでしたし、息子が夫の妹の『真理子さん』をママと呼ぶほど会っていたとは思いにくかったんです。

家族の絵に隠された真実

息子さんが小学校に入ってから、図工の時間に描いた絵を持って帰って来た時に知った事実、A子はその事実を知って、目の前が真っ暗になったと言います。そこには手を繋いだ男女と息子らしき子供、そしてもう一人少し離れたところに女性が描かれていたんだそうです。

A子:私は手を繋いだ男女を指さして「これがパパでしょ?こっちはお母さんだよね」と言うと、息子は「違うよ、これはママだよ」と言い出した。「え?だからお母さんだよね?」と自分を指さし、息子に言うと、「違うって。ママだって。お母さんはこっち」と言って、少し離れたところに描かれた女性を指さしたんです。

「ご主人と手を繋いでるのは誰だったんですか?妹の真理子さんですか?」と筆者が聞くと、A子はうなだれて、首を横に振りました。

狂った家族

A子の話ではこうでした。

A子:夫にその絵を見せて問い詰めると、その『ママ』と呼ばれている女性は私と結婚する前から夫と付き合っていた恋人だと言うんです。夫は結婚前から私を騙していたのです。そして息子にも何度も会わせていたことを知ってショックを受けました。更に衝撃的だったのは息子の一言。
「僕の本当のママはこの人だよ」
そう言って指さした先には私ではなく、『ママ』がいたのです。

A子はそれを言ったきり、下を向いて泣くばかりでした。
結局、血が繋がっていたのはA子だったのですが、息子さんの心にある『母親』は、ご主人の元恋人=現在の不倫相手で、A子は息子さんの心も奪われたのだと語っていました。
なんとも悲しい話です。

ftnコラムニスト:アッキーム