せっかくのお年玉なのに
ケイコの子ども達は、親戚から年1回もらえるお年玉をとても楽しみにしているそうです。
子どもはまだ未就学児ということもあって、ケイコは子ども達にお小遣いをあたえていないのだそうです。
なのでお年玉は子ども達にとって、唯一自分用にお金がもらえる大イベントでもあるのだそう。
ケイコは、普段はオモチャを買ってあげないので、お年玉をもらったお正月に子どもがほしがるものを買うようにしていたそうです。
しかし、子ども達が会話ができるようになってきた3歳ごろからお年玉の使い道を指定するようになったのだそうです。
3歳や4歳といったら、まだまだオモチャやお人形をほしがる年齢なのですが「勉強になるものを買いなさい」と言われるのだとか。
教育熱心な義母
子どもがお勉強好きならよいのですが、ケイコの子ども達は特にまだ興味はないのだそうです。
しかし義母は「ひらがな」や「カタカナ」などのドリルを買いなさいというのだそう。
ケイコは「そうですね!子ども達がほしがれば買いますね」というのですが「オモチャなんか無駄になるから、勉強になるものを買わないともったいない!」といわれるということです。
ケイコの考えでは、勉強は小学生になってからでよいと思っているそうですが、義母は未就学児のうちから!と思っているようで、考え方に温度差があるのだとか。
何を買ったのか調査が入る!
ケイコの旦那は「気にせずに好きなものに使えばいい」と言ってくれるそうですが…
ケイコにとっては義母の意見を聞かずに勝手に好きなものを買うことに気が引けるのだとか。
遠くに住んでいて義母となかなか会わないのなら問題ないのですが、義理実家は自転車で10分以内の場所にあるので、月2回ほど義母が訪れるのだそうです。
訪ねてくると「お年玉では何を買ったの?見せて?」と調査が入るため結局、義母希望の勉強グッズを買うしかないのだとケイコはいいます。
結局ケイコがおもちゃを買う
ケイコの子ども達からすれば、お年玉で好きなものを買いたかったので納得がいきません。
ケイコからしても、年1回のオモチャを買ってあげるタイミングでもあるお正月。
子ども達が少しかわいそうなので、結局ケイコが子ども達に好きなオモチャを買ってあげるのだそうです。
「12月はお金がかかるし、お年玉でオモチャを買えれば家計も節約になるのに…」と不満そうにケイコはいいます。
お年玉って物心がついている子どもにとって、好きな物を買えるチャンスでもありますよね。
そのお年玉の使い道を指定されると、うれしさが半減してしまいますね(苦笑)
しかし、幸いにも今年6歳になったケイコの子どもは文字や計算に興味が出てきたそうで、来年のお年玉はようやく!子どもが望んだドリルや知育玩具を買えそうだと安堵しているといいます。
ftnコラムニスト:さらら