いくら家族でも、外でどんなふうに過ごしているかを完璧に把握するのは難しいですよね。特に本人にやましいことがあり注意深く隠している場合にはなかなか気付けないものです。
今回は仕事熱心だと思っていた夫のまさかの裏切りエピソードを、筆者の知人に聞きました!
ftnews.jp

心配になるほど激務な夫

Aさんの夫はIT関連の技術者で、いつも激務に追われています。会社に泊まり込みになることも多く、Aさんが心配になるほどです。帰宅してもすぐシャワーに直行して寝てしまい、夫婦で会話する暇もありません。でも、家族のために頑張ってくれている夫にAさんは心から感謝していたそうです。

実はこの時Aさんは妊娠3か月。つわりがひどく、夫にちゃんと食事を作ってあげられていないことや家事がおろそかになっていることに罪悪感を感じていました。

たまには愛妻弁当でも持っていこ♡

ある日のこと。だいぶつわりがマシになってきたので、久しぶりにAさんは料理に腕を振るいました。
しかし、夫からは「今日も泊まりになる」との連絡が。Aさんは内心落胆しましたが、「そうだ!お弁当を作って会社に届けてあげよう!」と思い直し、ちょうど夕食の時間に合うように夫の会社へと向かいました。
ちょっとしたサプライズにしたくて、夫には何も言わなかったそうです。

同僚から予想外の言葉が

Aさんも妊娠前は同じ職場で働いていたので、会社は勝手知ったる場所。
夫の部署に行き、顔見知りの同僚に声を掛けてお弁当を届けにきたことを話すと、同僚は「あれ?夫さんはもう退社したよ。というか最近ずっと定時で帰ってるよね?」と不思議そうな表情。

Aさんが「え、残業続きなんじゃないの?どういうこと?」と思っていると、同僚はさらに「それにしてもAさん偉いね~毎日お昼も愛妻弁当持たせてるし、シャツも皺1つなくてアイロンも完璧じゃん!なかなかできることじゃないよ」と無邪気に言いました。
しかしAさんはつわりのせいでここ数ヶ月ほとんど家事ができていません。見に覚えのないことばかり言われて戸惑うAさん。
自分が知らない夫の姿に、「もしかして……」と疑問が浮かび上がってきたそうです。

まさかの事実に開いた口がふさがらない

Aさんはすぐに夫に連絡し「どういうこと?!」と問い詰めました。
会社まで来られて言い訳できなくなった夫は観念したのか事実を吐露。なんと、激務と言っていたのは嘘で、本当は不倫相手の家で寝泊りしていたというのです。

愛妻弁当を作っていたのも、シャツにアイロンをかけていたのも、Aさんではなく不倫相手!
まさか自分が妊娠中にこんな屈辱的な事態になっているとは思わず、Aさんは「誰の子どもをお腹で育ててると思ってんの?!いい身分だな!!」と激怒したといいます。

まとめ

結局、不倫相手と完全に縁を切ることを条件にAさん夫婦は関係を修復する方向になったそうです。でも、無事にお子さんが生まれた今でもあの時の怒りは忘れられないとのこと。

現在Aさんの夫はスマホにGPSアプリをダウンロードさせられ、常に監視されている状態だそう。妻が妊娠中に不倫するなんて最悪のことをしたんだからそれも当然ですよね。

ftnコラムニスト:藍沢ゆきの