オタクにとって一番大事なのは、オタ活ですよね。そのために仕事を頑張る人も多いと思いますが、それが悲劇を呼び込んでしまうこともあります。そこで今回は「オタ活のために残業ばかりしていたら悲劇に見舞われた話」をご紹介します。
オタ活のために毎日残業
知人のAさんには、推しのアイドルがいました。推し活として、ライブ、グッズ購入、投げ銭、遠征と様々なことをしていたのですが、当然お金が足りなくなってしまいます。
そのため、推し活を続けるためにAさんは、毎日のように残業して資金稼ぎをしていました。
毎日残業で疲れ果てていたAさんですが「休日になれば推しに会える」その一心で頑張っていたのです。
上司に呼び出され…
そんなある日、Aさんは上司から呼び出されます。何かしてしまったのか、不安に思っていたのですが、そこで意外な一言が。
「いつも頑張ってるね。その努力、今回はしっかり評価させてもらいました」
推し活のためにやっていたことですが、褒めてもらって嫌な気はしません。「ありがとうございます」と喜んでいたのですが、その後Aさんは地獄に落とされることになります。
「そういうわけで昇進おめでとう!」
絶望の知らせ…
昇進と聞いて一瞬だけ喜んだAさんですが、すぐに絶望します。Aさんが勤める会社では、昇進すると嘘のように忙しくなります。
毎日残業している現在の状態以上に忙しくなってしまうため、オタ活の時間は削られることになるでしょう。
もちろん給料は上がりますが、オタ活ができないのに給料が上がっても意味はありません。つまり、良いことは一つもないのです。
オタクは負けない!
しかしそんなことで諦めないのがオタク。Aさんは今まで以上に忙しくなったものの、なんとか時間を見つけてオタ活を続けました。
仕事のスピードもみるみる上がっていったため、結果的には給料がアップした上で、時間も取れるようになったのです。
オタ活のためなら何でも頑張れるなんて、オタクの鏡ですね。もしかしたらまた昇進することになるかもしれません。
ftnコラムニスト:ふくろうクジラ