年越しそばの食べる時間について家族で大げんかになる話。
嫁の地方の文化と実家の地方の文化で揉めに揉めまくり!結果は意外な方向へ!
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初めての帰省

A子:夫婦ともにサービス業の私たちは、年末年始に帰省するチャンスがなく、いつも時期をずらして帰省していました。

結婚から5年後、初めて年末年始に休みが取れ、ご主人の実家に帰省した、その時の話です。
A子は義実家と仲が良くて、普段からたまに電話で話したりしていていたんだそう。

姑は最高!嫁いで良かった!

A子は本当に「うちの姑は最高!夫に嫁いで良かった!」と思うくらい、お姑さんと仲良が良かったのだと言います。姑はA子のことを本当の娘のようにかわいがってくれていたし、A子も姑のことが大好きでした。

A子:世の中では嫁姑問題が良く話題にのぼるけど、私と姑はそんな問題は無縁でした。

でもそう思っていたのは今回の帰省までの話だったのです。

年越しそばと共に崩れた関係

義実家には弟夫婦も来ていて、新年を迎えるまでテレビを観ながら盛り上がっていたそうです。でも『年越しそば』が一向に出てこないので、痺れを切らして「年越しそば、そろそろ食べないと、間に合わなくなっちゃうから準備するね」と言ってA子が立ち上がった瞬間、姑は「何言ってるの?年越しそばは除夜の鐘を聞きながら食べるものよ」と言ったんだそう。

A子:「年を越す前に食べるのが年越しそばじゃない?」と聞くと、「そんなことは聞いたことがない」と姑は言いました。

A子はここら辺から何だか雰囲気が悪くなってきたように感じたのだと言います。そこに弟の嫁も登場。「お義母さん、年越しそばは年を越す前に食べ終わるものよ」と言いながら笑ったんだそう。
それが引き金になってしまったのか…。

責められたと感じた姑

A子:弟の嫁は悪気なく言ったんですが、姑は責められたと感じたようです。そこから急に姑が怒り出し「最近の若い人は年越しそばを食べるタイミングも知らないの?」と言いました。
私はこれ以上言い争ってもしょうがないと思い黙ったんですが、義妹はそうではなかったんです。すかさずスマホで検索をし答えを導き出すと、それを姑に見せたんです。「お義母さん、年越しそばは年を越す前に食べるものですよ」姑と義妹の言い合いはエスカレートし、どっちも引くに引けない状態になってしまいました。

A子の話では、最終的に「地方文化の違いだ」という事で収束したようですが、こういった細かい風習の違いや誤解が、家庭内紛争を招くことがあるんですよね。

ftnコラムニスト:アッキーム