義父から面倒なお願い事をされることってありますよね。しかしそれが常軌を逸した、とんでもないお願い事ということもあります。そこで今回は「義父からとんでもないお願い事をされてしまった話」をご紹介します。
ftnews.jp

平和な日々を過ごすAさん

Aさんは旦那と子供1人を持つ主婦です。義父母ともそれなりに仲良くしており、幸せな日々を過ごしていたのですが、ある日まさかの出来事に見舞われます。

その日、突然義父が1人で家にやってきて、旦那とAさんにとんでもないお願い事をしてきたのです。

まさかのお願い事

義父が家に1人でやってくるのは初めてでした。いつもは必ず義母と一緒。珍しいこともあるものだと旦那と話していたのですが、その理由は後からわかります。

義父は神妙な面持ちでAさんたちの前に座ると、ある写真を見せてきました。そこには10歳前後の男の子が写っています。そして衝撃の言葉を吐き出します。

「この子を養子にして、育ててくれないか?」

義父の過去が発覚

困惑するAさんたち。まったく意味がわからないため、話を聞くことにしました。

どうやら義父は10年ほど前に不倫をしていたとのこと。そして不倫相手との間に子供ができ、不倫相手がシングルマザーとして子供を育てていたとのことでした。

しかしその不倫相手は病気によって他界。子供を施設に預けるのはかわいそうだから、Aさん夫婦に子供を引き取って欲しいという話だったのです。

まさかの本音…

「かわいそうなのはわかるけど、だったら親父が引き取って育ててもいいんじゃない?」

唖然とするAさんを尻目に、旦那がごもっともな意見を言います。正直Aさんも、こんな面倒事を引き受けたくはありませんでした。

すると義父は「そんなことしたら、母ちゃんに不倫してたことがバレちゃうだろ」とまさかの一言を。

義父は不倫していたことを義母に隠し通したいから、Aさん夫婦に子供を押し付けようとしていたのです。

「この期に及んで、まだ隠し通すつもりかよ!」と旦那の怒声が響き渡るのも当然でした。

結局、Aさんが子供を引き取るはずもなく、かといって義父は不倫していたことを隠し通したいということで子供は施設に行くことになったそうです。

「子供を育てて欲しい」なんてお願いを気軽にする人がいるなんて、信じられません。何といっても一番の被害者は子供というのが、かわいそうなところです。

ftnコラムニスト:ふくろうクジラ