突然訪れる介護問題。介護は生活の大きな負担となり、時に人を変えてしまうこともあるようです。今回は、義父の介護問題に直面した女性のエピソードをご紹介します。
嫁姑関係は最悪
同じ市内にある義実家で、義両親は二人暮らし。義父は私に優しくしてくれたのですが、義母はとても意地悪な人でした。私のことが気に入らないらしく、挨拶も返してくれなかったのです。
もちろん、育児に協力してくれることは微塵もなく、いつも文句ばかり。しかし、あることをきっかけに、義母の私に対する態度が変わったのです。
義父が倒れた途端、義母が私を頼ってきて…
ある日突然、義父が脳梗塞で救急搬送。一命は取り留め、長期入院の末退院するも、体に麻痺が残り、介護が必要な体になってしまいました。
それから義母は「運転できないから、お父さんを病院に連れてって」などと私を頼ってくるようになったのです。さらには「友達と温泉行ってくるから、お父さんの面倒をみてほしい」と自分勝手なお願いまで…。
できることは協力したいと思っていたけど、自分が遊び惚けてる間、なんで私がお父さんのオムツ交換しなきゃいけないの!?育児だけでも大変なのに、お父さんの介護まで…もうグッタリでした。
もう限界です!
介護に疲れた私は「もう我慢できません。どうして私ばかり…」と泣きながら義母に不満をぶつけました。すると義母はこう言ったのです。
「辛い時は家族みんなで支えあうものでしょう。あなたって本当に冷たいわね」
この時は「お前は孫のオムツも替えたことないくせに、私を支えてくれたことなんてあったかよー!」と叫びたくなりましたね。
その後、介護の協力は最低限に。義母が出来ない部分は、訪問介護などを利用してほしいとお願いしました。そうしたら、また薄情者扱いでしたけど、もうそれで結構です。
いかがでしたか?人の手助けはせず、自分が困ったときだけ人に頼る義母は都合良すぎますよね。こんな義母とは、心を鬼にして距離を置いた方が良さそうです。
ftnコラムニスト:はぴまる