今回は、結婚してから発覚した、義母と実父の不倫エピソードを紹介します。
「両家の顔合わせはなし」で結婚
授かり婚をしたE子さんは、つわりが重いこともあり、結婚式を挙げずに婚姻届を出しました。
E子さんの実家は遠方にあり、両家の顔合わせはしていません。
両家が電話で挨拶をしただけです。
簡素な「顔合わせ」でも笑顔で気遣ってくれた義実家には、感謝しかありません。
里帰り出産のため、久しぶりに実家へ帰省
臨月になり、E子さんが里帰り出産のために、実家へ帰省したときのことです。
結婚してから初めて実家に帰省したため、E子さんもご両親も、嬉しかったようです。
いつもはあまり話さない実父とも、生まれてくる赤ちゃんの話をいっぱいしました。
無愛想な実父も、赤ちゃんの話をすると頬がゆるんでいます。
義父母の名前の漢字をみた実父が、顔面蒼白に……!
実家に帰省したのは年末。
そのため、実父は年賀状を作成し始めました。
「E子の旦那の実家に年賀状を出すんだが、名前の漢字を教えてくれ」
と実父にいわれたE子さん。
電話で両家の挨拶をしたので、名前の漢字は知らないことに気がつきました。
E子さんはメモ帳に、義父と義母の名前を漢字で書いて渡しました。
その漢字を見た実父……
みるみるうちに、顔面蒼白になっていきました。
「お父さん、どうしたの?」
E子さんが声をかけたけれど、まばたきひとつしません。
するとそこに、お茶を持ってきた実母が、部屋に入ってきました。
「どうしたの?」
と声をかけた実母に、E子さんは
「お父さんが急に黙っちゃったんだけど……」
と答えました。
「どれどれ」
といいながら、実父が見ているメモ帳をのぞき込んだ実母。
書いてある名前をみるなり、実母は鬼の形相に……!!!!
義母が元不倫相手!?
実は昔、実父が単身赴任をしていた時期がありました。
単身赴任先で、実父はまさかの不倫!!
そのお相手が、いまの義母だということが発覚!!
その当時は揉めに揉めて、離婚寸前までいきました。
しかし、E子さんが小さかったこともあり、怒りを封印した実母。
E子さんは意図せずに、実父と実母の、昔のいざこざを掘り起こしてしまいました……。
E子さんのお腹には、もうすぐ産まれる赤ちゃんがいるため、
「不倫相手が義母なんて耐えられない!離婚をしろ!」
とまでは、さすがにいわれませんでした。
しかし、E子さんが出産するまでの間、実父と実母はひとことも口をきかなかったそうです。
まとめ
もし両家の顔合わせをしていたら、修羅場と化していたかもしれません。
産まれてきたのお子さんのためにも、両家の距離をなるべく置くほうがよさそうですね。
ftnコラムニスト:haru