「うちの嫁にはいらん。」と言われた姑の末路の話。
入籍をすませたばかりの夫婦に、早くも嫁姑問題が発生。結婚式の2か月前突然電話が掛かってきて「こっち側の親族は全員欠席だ!」と怒る。理由を聞いても答えてもらえず、らちが明かない。ただただ「あんたは嘘つきだ!」と罵るばかり。この問題は果たしてどう収束するのか。
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なぜか突然、姑に嘘つき呼ばわりをされ…

結婚式の2か月ほど前、姑から電話がきて、「あんたみたいな嘘つき、うちの嫁にはいらん。」と、突然言われたんだそう。当然A子は嘘もついてないし、なんのことを言われているか分からなかった。「お義母さん、何のことを言ってるんですか?私がどんな嘘をついたって言うんですか?」と聞くも、「いいや、あんたは間違いなく嘘つきだ。あんな嘘よく言えたもんだわ。」とA子を罵った。A子が姑に「どんな嘘をついたのか、説明してくれ。」と言っても、「あんたは嘘つき」という言葉だけが帰って来るだけで、最後は電話を切られてしまった。
この事を夫であるB男にも聞いてみたけど、B男も理由を聞けなかったという。

果たして夫親族は結婚式に来るのか?

それから間もなくして、一度出席で届いていたB男の親族たちが次々に欠席のハガキを送って来た。「ドタキャンされないだけ増しだけど、夫は凄く傷ついたと思う。」と、A子は語る。
結局、式の当日、夫側の親戚は誰一人来なかったそうだ。B男にとっては、さぞ惨めな結婚式だっただろう。

夫婦が結託!

でもそれによっていい効果もあった。A子は自分の夫が惨めな思いをした分、お互いの信頼を深めて、もっとちゃんとした家族になろうと努力をしていた。B男の方も、A子に寄り添うようになっていったのだ。夫婦関係はとても良好なまま続いた。

一人ぼっちになった姑

それから数年経って、義父が他界した。一人になった姑はB男に助けを求めたが、当然、相手にされなかった。結婚することを認めなかった嫁と一緒にいるB男に、どの面下げて「面倒を見て欲しい。」などと言えたものか。姑はB男のこともA子のことも散々罵倒した挙句、泣く泣く引き下がったそうだが、姑のしたことを考えると、誰にも相手にされなくて当然だろうと思う。

ftnコラムニスト:アッキーム