オシャレに関心のない夫
Aさんの夫は、出会った頃からオシャレに無頓着です。
そのため学生時代からAさん好みの服を着させていました。
夫もAさんが選んだ服を嫌がらず、買い物も喜んで付き合っていたそうです。
しかしAさんは3人目の子どもが生まれたあたりから、夫に違和感を感じるようになりました。
夫が自分で服を選ぶようになったと、安心していたが…
それまで、Aさんが買ってきた洋服や下着を平気で着ていた夫が、あるときから自分で買うようになったのです。
当時Aさんは、子ども3人の育児を必死に頑張っていました。
定期的に夫の靴下や下着の痛み具合をチェックして買い足す余裕はありません。
正直、夫が自分で服や下着を買うようになって「私がいなくても自分で出来るようになったんだ」と安心していたそうです。
しかしある日ふと「そういえば、彼はどこで服を買っているんだろう?」と疑問に思ったそう。
夫の買った洋服の購入履歴がどこにもない!
彼のクローゼットをのぞくと、普段なら選ばないようなハイブランドのジャケットが並んでいます。
Aさんが「その服、新しく買ったの?」と聞くと、夫は「うん…」とそっけなく返事をし、そそくさと会社に行ってしまいました。
Aさんの記憶では、夫がショッパーをもって帰宅したことは一度もありません。
お店で洋服を買っているなら、絶対にショッパーを持って帰宅するはずです。
胸騒ぎがしたAさんは、クレジットカードの明細を確認します。
しかし、カードにはブランド店で洋服を購入した履歴はありませんでした。
年上の不倫相手から貢がれていた夫
夫は、誰かに貢がれている!そう確信したAさん。
彼女は夫が就寝したあと、バレないようにスマホの指紋認証のロックを解除し、不倫の証拠を探しはじめます。
ラインの履歴や写真フォルダを見ても証拠はみつかりません。
諦めようとしたとき、あるアプリに目が止まりました。
もしやとアプリを開いた瞬間、夫と女性とのやり取りを発見したのです。
なんと夫は、女性上司とビジネスチャットで連絡を取り合っていたのです。
「Aくんに似合うと思うよ」というメッセージとともに、夫が今日着ていたジャケットの写真が送られていたのです。
履歴をさかのぼると、夫と不倫相手がおそろいのルームウェアを着た写真がでてきました。
夫が自分で買ったと言っていた洋服は、すべて不倫相手からのプレゼントだったのです。
その後Aさんは、チャットのやり取りをすべて自分のスマホにスクショして、夫に見せたそう。
夫はすぐに観念して不倫を白状。
女性上司から貢がれたハイブランドは、Aさんがすべてメルカリに出品したそうです。
既婚男性がオシャレに目覚めたときは不倫を疑え!とはよく聞きますが、自発的ではなく貢物でオシャレになっていたとは驚きです。
ほんとうに、着せ替え人形と一緒です!
こんな男性は自分の意思がないから、女性に流されて不倫しちゃうんでしょうね。
ftnコラムニスト:広田あや子