暇さえあればパチンコに行っていた職場のおばちゃん。ついにパチンコ資金が底を尽き、おばちゃんは驚きの行動に出ました!!!今回は友人の職場で起きた事件をご紹介いたしますので、是非ご覧ください。
パチンコ大好きM田さん
友人Y子(以後Y子)はスーパーの経理事務として働いていました。
そこで一緒に働いていたのが、パチンコ大好きなパートのおばちゃんM田さん(以後M田さん)です。
M田さんは長年このスーパーに勤め、レジや品出しの他に事務所で店長の手伝いをすることもあり、みんなからとても信用されていました。
え?足りない!Y子が感じた異変
Y子は金庫の現金管理を行っていて、その日も現金を確認していました。
「あれ?枚数が合わない・・・」
何度も確認しましたが、千円札が足りません。
店長にも伝え一緒に確認しましたが、やはり足りませんでした。
しかし、多少の誤差は日常茶飯事で、当時は現金管理がかなりゆるかったそうで、
店長も「あとでもう一回確認しておく」と言い、その日は終わりました。
しかし、その日以降お札が消えるという事が度々おきたのです。
どう考えてもおかしい・・・ということで、
変な噂が立たないよう、店長とY子はこっそり犯人捜しを始めました。
防犯カメラ大作戦!!
スーパーの事務所内には万が一に備え、入口に防犯カメラが設置されていました。
Y子達は犯人の姿を捉えるため、防犯カメラの向きを金庫に向けることにしました。
そこから数日間カメラを仕掛けておき、犯人を泳がせる!というのが今回の作戦でした。
鳥肌が止まらない二人
数日後、ついに店長と防犯カメラの映像を確認することに。
そこに映っていたのは衝撃の映像でした・・・
従業員がみんな帰宅したあと、真っ暗な事務所に小さなライトが蛍のようにピカピカ・・
そして、事務所の電気がパッと付いた瞬間、カメラに映っていたのは、なんとMさんでした。
店長とY子はゾゾゾ!と鳥肌が立ちました。二人ともショックのあまり言葉が出なかったそうです。
悲しい結末
後日、店長がM田さんを呼び出し問い詰めたところ、M田さんは泣きながら罪を認め、どうしてそんなことをしたのかという質問に対しては、お金に困っていた、と答えたそうです。
M田さんはクビになり、金庫から盗んだお金は全額返金したそうです。
Y子は人間不信になるくらいショッキングな出来事だったけれど、M田さんの良いところをたくさん知っているからこそ余計に悲しい事件だったと話していました。
人には思いがけない一面があって、いつも見ている顔が本当の顔なのかわからないなぁと感じたエピソードでした。
ギャンブルはほどほどに。
ftnコラムニスト:うる