サレ妻さんたちの話を聞くと、大多数が「まさかうちの夫が」「まさかあんな相手と」と驚愕した経験があるといいます。
信じていた夫に不倫されていただけでもショックなのに、さらに不倫相手が意外すぎる人物だったら……?今回は実際に夫の不倫相手と対峙したことがあるAさんに話を聞きました。

幸せだと思っていたのに

Aさんは2歳の子どもを育てるママです。毎日家事と育児にいっぱいいっぱいでしたが、それでも幸せな日々を送っていると感じていたそう。
でも、Aさんの夫はそうではなかったようです。ある時、Aさんの夫の不倫が発覚します。問い詰めると、なんと結婚当初から同じ相手と不倫を続けていたそう。しかも、なんとAさんの子どもと同い年の隠し子までいると言うのです……!

ずっと裏切られ続けていたことを知ったAさんの衝撃は相当なものでした。

不倫相手と対峙することに

修羅場の末、Aさんは夫と離婚することを決意します。
しかし、どうしても怒りが収まらないため、夫と不倫相手に直接謝罪するように指示しました。もちろん不倫していた夫に拒否権はありません。

そして数日後、Aさん・夫・不倫相手の3人が一同に介することになったのですが、やってきた不倫相手を見た途端、Aさんは息が止まるほどびっくりしてしまいました。Aさんが知っている人物だったのです。

どうしてあなたが?!

なんと不倫相手は、Aさんが2年前に子どもを出産した産院で同室になった女性だったのです!お互い初めての出産で心細かった2人は、入院中ずっと励ましあい、相談しあい、まるで”戦友”のような関係だったそう。
退院後は忙しくて連絡を取っていませんでしたが、Aさんは時々思い出しては「あの子どうしてるかな」なんて思っていました。それがまさか、夫の不倫相手だったなんて。それどころか、あの時お互いに抱いていた子はどちらも夫の子だったなんて……!

実は、不倫相手も同室だった女性がAさんだとは思いもよらなかったそうです。2人は「妻と不倫相手」という宿敵だとも知らずに励ましあっていたことになります。

普通バレそうなものですが、当時夫は長期出張中とのことで入院中も退院時も産院に顔を見せることはありませんでした。しかしそれも今となっては、不倫発覚を逃れるための言い訳だったのかもしれません……。

まとめ

結局、Aさんも不倫相手も夫に愛想を尽かし、今はそれぞれシングルマザーとして頑張っているそうです。
さすがに連絡を取り合うことはないものの、Aさんは不思議と相手の女性に対しての怒りは湧かないんだとか。同じ男性に振り回されたという連帯感があるのでしょうか。

夫はというと、今はAさんと不倫相手両方の養育費支払いに追われています。こちらは当然の報い!自分のしたことを反省して、責任を持って支払ってほしいですね。

ftnコラムニスト:藍沢ゆきの