それがもし、職場の勤務時間内に逢引きがおこなわれていたら……!?
今回は、実際に不倫現場を目撃してしまった、不倫エピソードを紹介します。
朝の通勤ラッシュでレジが混雑!それなのに、誰も助けにこない……!?
とあるコンビニエンスストアでアルバイトをしていたTさん。
いつもは夕方のシフトで入っているのですが、その日だけ人手不足で、朝からシフトが入りました。
朝から入るシフトは初めてで、いつもとは違うメンバーで仕事が始まりました。
朝のメンバーは3人。
店長(男性、既婚者)とパートさん(女性、独身)、そしてTさん。
パートさんはいつもTさんと入れ替わりで勤務が終わるため、話すのも初めてでした。
朝の通勤ラッシュとともに、混雑する店内。
Tさんが慌ただしくレジを打っていたところ、店長とパートさんの姿が見当たりません。
「レジお願いします!」
声をかけても、誰も助けにきません……。
不思議に思ったTさんは、もう一度大きな声で
「レジをお願いします!」
といいました。
するとようやく、売り場のペットボトルを補充するためのバックヤードから、店長が出てきました。
店長は「忙しくさせちゃって、悪いね」と軽く声をかけると、隣のレジを打ち始めました。
パートさんからの「ごめんなさいね」に違和感を覚えるHさん
朝の出勤ラッシュが終わり、レジもようやく落ち着いた頃、パートさんが売り場のペットボトルを補充するためのバックヤードから出てきました。
「忙しかった?すぐにいけなくて、ごめんなさいね」
パートさんはそういうと、何事もなかったかのようにレジに戻りました。
このとき、Tさんは違和感を覚えたそうです。
また1人……!?お昼休みで混雑した店内はTさんだけで対応!?
しばらくは店内も落ち着いていて、それぞれが商品を整理したり、仕入れのチェックをしたりしていました。
時間に余裕があるおかげでパートさんとも少し話せるようになった頃に、今度はお昼休みの昼食購入ラッシュがやってきました。
入店する音楽が何度も鳴り、少しずつ店内もレジも混雑し始めました。
(1人では無理!対応しきれない!)
そう思ったTさんは、店内に視線を向けました。
また、店長とパートさんが見当たりません。
デジャブ……?
「レジをお願いします!」
大きな声でいっても、朝よりも混雑している店内の音で、Tさんの声はかき消されてしまいました。
その間も混み続ける店内とレジ。
40分もの間、Tさんはずっと1人でレジをしていたそうです。
まさかの不倫現場!!バックヤードでの逢引きを目撃してしまった……!
店内が落ち着いてお客さんが誰もいなくなり、ようやくレジから離れられるようになったTさん。
(そういえば、朝も店長とパートさんはいなくて、バックヤードから出てきたような……)
朝のできごとを思い出したTさんは、ペットボトルのバックヤードに向かおうとしました。
すると、店内のペットボトル売り場の、ペットボトルの隙間からバックヤードが少し見えました。
バックヤードには、人影が……。
よく見ると、人影は店長の後ろ姿。
店内が落ち着いていたこともあり、バックヤードの会話が聞こえてきました。
「まだ離れたくないわ。このままずっと、ひとつに溶けてしまえばいいのに……」
店長の後ろ姿の向こう側から、女性の声が聞こえました。
よく見ると、店長の背中には女性の手が絡められていて、抱き合っているのが一目瞭然……!
「俺も、何時間でもずっとこのままでいたい。キミのように魅力的な女性はいない」
そういいながら、女性に何度も口づけをし、愛をささやく店長。
口づけをしたときに見えた女性は、朝から同じシフトで入っているパートさんでした……!!
逢引きの現場は、修羅場へ変更
そうです。
2人は、勤務時間内にも関わらず、愛を語らっていたのです。
それも、Tさんに忙しい時間のレジを押しつけて……!
忙しさを押しつけられた怒りよりも、既婚者の店長が勤務時間内に不倫している事実にドン引きしたTさん。
すぐにレジに戻って店長の奥さん(副店長)に電話をし、修羅場となる話し合いの場を設けてあげたそうです。
恋愛をしていると、相手に夢中になるあまり、まわりが見えなくなってしまうことがあります。
しかし、まわりの人たちは冷静にその人たちを見ています。
くれぐれも、自分を見失わないように気をつけましょう。
ftnコラムニスト:haru