お酒の席での失敗談はありませんか?とくに若い頃は、自分の限界を知らずに飲みすぎてとんでもない失態をさらしていた!なんて経験がある人も多いはず。今回は、学生時代に泥酔した友人の仰天エピソードをご紹介します。
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初めて幹事を任された女子大生

大学生のAちゃんは、控えめでおとなしい性格でした。

責任感も強かったので、大学3年生のときに仲間からの推薦でサークルの部長になりました。

Aちゃんが部長になって初めてのサークル飲みが行われることに!

彼女はこの日はじめて、飲み会の幹事を任されたのです。

泥酔状態で無事にお会計⁉︎

新部長からの挨拶や、引退する先輩たちへのお礼などで大忙しのAちゃん。

飲み会の前半では、幹事らしく料理の進み具合やお酒の注文をして完璧に気配りができていました。

しかし、だんだんと彼女の様子が変わっていきます。

もともとお酒に強くないAちゃん。

場を盛り上げるのはもちろん、自分でもお酒の力を借りて楽しもうとガンガン飲んでしまったのです。

明らかに泥酔状態になった彼女。

それでも1%の力で幹事として最後の仕事、お会計を行い帰宅しました。

財布の中のお札が全部消えた

翌日、コンビニでお会計をするときに、財布をあけて「えっ」と声をあげたAちゃん。

前日、実家からの仕送りをATMでおろしたのですが、そのお札が一枚も入っていないのです。

「まさか、飲み会中に盗まれた?」と一瞬、サークルの仲間たちを疑ってしまったそう。

でも大勢がいる前で、財布から現金だけを盗むなんてできるわけないし…。

昨日の飲み会での記憶を必死に思い出そうとするAちゃん。

メンバーたちから集めたお金をしっかり集金袋に入れ、それをレジの人に渡したところで完全に記憶が飛んでいたのです。

知らない人の分までお会計していた!

不安を抱えながら、お店に電話し会計料金を教えてもらったAちゃん。

すると、当日参加した人数より10人も多くお支払いしていたのです。

詳しい状況をきくと、どうやらAちゃんはお会計時に「あっちのグループもいっしょです」と言っていたんだとか。

なんと彼女は、Aちゃんたちの隣で飲んでいた知らない学生たちのグループのお代まで、いっしょに支払ってしまっていたのです。

彼女は電話をきったあと、しばらく呆然としたそう。

しかし、だんだんと自分の太っ腹加減が面白くなって一人で大笑いしたのです。

現代のようにSNSが発達していれば、Twitterで拡散して相手を探せたかもしれませんね。

普段どんなにお酒が強い人でも、飲み会当日の体調や精神状態であっという間に酔ってしまうこともあります。

これから、忘年会や新年会のシーズンです。

あなたも記憶や理性が飛ぶ前に、飲酒量はしっかりセーブしながらお酒の席を楽しみましょうね。

ftnコラムニスト:広田あや子