ママ友のLさんは義母とは結婚してからもう何年も顔を合わせていないというのです。そんなにも嫌っているのには理由があるそうで、なんと結婚式で義母がやらかしたとのこと!私もビックリしたLさんの結婚式エピソードをお伝えします。
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将来の義母への不信感

Lさんは結婚する前、なんとなく義母のことを不審に思っていました。Lさんの実家のことや両親のことはもちろん、Lさんの仕事や収入についてもよく聞いてくるような人だったので、なんとなく気になっていました。でもこれも些細なことだろうと思ったLさんは、あまり難しく考えずに結婚を決め、挙式の日を迎えました。ご祝儀を集めた後は、式場が金庫を貸してくれるというわけではなくこちらで保管するというシステムだったので、Lさんは実母に預ける手筈でいました。

結婚式を終えて、問題発生!

当日、受付を友人にお願いして、「ご祝儀は金庫に入れて私の母に渡すようにしてね!あそこの黒留袖の背が高い方だから!」と念押しをしておきました。

無事に結婚式が終わり、翌日に参列者からいただいたご祝儀を数えていると、3件ほど少ないことがわかりました!しかも全部、会社の上司が包んでくださった5万円のご祝儀が見当たらない!!
どういうこと!?と思い母に相談するも、母の持ち物にはなく、「おばあちゃんを迎えに行く時があったからその時だけ受付を離れたけど、向こうのお母さんがいてくださったからねぇ~・・・。」というのです!

受付の子に近寄る義母・・・

受付を担当した子にもすぐに確認しました。受付が終わったときに、実母が見当たらなくて、どうしようかと受付の子が戸惑っていると、義母が「新郎の母です。私が預かっておきますので、挙式会場に行って大丈夫ですよ♪」と親切に対応してくれたので、義母に渡したと言っていました。挙式会場に入ってから、やっぱり自分が確実に渡そう!と思い戻ると、その時にはすでに実母が戻ってきていて、義母が金庫を渡しているところだったそうで。「その間、5分もなかったから、すぐに渡してくれたと思うけど・・・」と友人は言っていました。

勘は正しかった!義母のカバンから・・・!

この流れにピンときたLさんは、夫に頼んで義母のいない時間帯に実家に行って義母の荷物を調べてもらうことにしました。そしたら、狙いを定めた通り、義母のクローゼットにある葬儀用バッグの中から、上司からのご祝儀袋が3つ出てきたのです。Lさんは何かで「へそくりは普段使わないバッグに隠す」というのを読んだことがあり、自分だったら葬儀用のバッグだなと思っていたので、真っ先に夫にそれを調べさせたのです。まさかのビンゴで、これにはLさんも呆れてしまったそうです。

そんな挙式の翌日の出来事があってからというもの、Lさんは義母と顔を合わせていないそうです。「もう結婚する前からお金目当てだったってことだもん。顔も見たくないよ〜」と、呆れるLさん。今では、夫が子どもたちを連れて義実家には行くものの、Lさんは自宅でのんびり過ごすようにしているそうです。

ftnコラムニスト:南さおり