今回は結婚式をきっかけに友情が崩壊してしまったエピソードを筆者の友人に聞きました。
友達からの結婚報告
友人のMちゃんは2人の子持ちママ。学生時代の友達もほとんどが結婚していて、みんな子育てに奮闘したり仕事に打ち込んだりと忙しい毎日を過ごしています。
そんな中、学生時代の女性グループの1人がアラフォーで結婚することになり、グループLINEで「ぜひ参列してね!」と結婚式に誘ってくれました。みんな久しぶりの結婚式に大盛り上がり♡心から新婦に「おめでとう!」と言っていたのですが……?!
派手な余興を頼まれ……
結婚式を2ヵ月後に控えたある日、新婦からMちゃんに連絡がありました。
用件は、「結婚式にグループのみんなで余興をしてほしい」というもの。しかも「なるべく派手なやつね!ほら最近新婦の友達がキレキレなダンスする余興とかよくあるでしょ?ああいうのがいいの!」という要望まで……!
お祝いしてあげたいという気持ちはあるものの、家事や育児でなかなか時間を取れないMちゃんは悩みました。グループのみんなに聞いてみても「子どもがいるからちょっとそこまでのことはできないかな……」「仕事が忙しくて」と全員渋りモード。
申し訳ないと思いつつ、Mちゃんは新婦に「ごめんね、やっぱり私もみんなも忙しくて、余興はいいんだけどそこまで派手なやつはできないかな」と伝えました。
キレた新婦から暴言LINEが!
その夜のこと。グループLINEに新婦から「みんな本当に私の結婚式に出たいと思ってくれてる?」とメッセージが。
みんな口々に「出たいに決まってるよ~」と返したのですが、新婦の暴言は止まりません。
「じゃあなんで余興やるの渋るの?」「普通は友達だったらなんとしてでも時間を割いて派手な余興をしてあげたいと思うはずだよ!」とまくしたてます。
さすがにみんながドン引きで沈黙すると、「花嫁はデリケートなんだから、こんな余計なことでわずらわせないで!もっと新婦の気持ちも考えてよ!」とまで言う始末……。
最悪の結婚式
さすがにそこまで言われて、Mちゃん含めグループメンバーはみんなイラッとしてしまいました。そしてついに、その中の1人が「”こんな余計なこと”なら余興なんていらないんじゃないの?」と言い返してしまいます。
結局、そこからも新婦が折れることはなく、横暴な態度が続いたため、グループの雰囲気は最悪に。長年の友達だけどさすがに無理だわ……と、全員結婚式には参列しないことにしたそうです。
まとめ
結婚式の余興はあくまでも友人たちの好意によるもの。新婦側が無茶な要求をするのは間違いですよね。
結婚式のために大切な友情を失わないように、気遣いを忘れないようにしたいものです。
ftnコラムニスト:藍沢ゆきの