働き方改革が叫ばれるなか、夫婦が互いのワークライフバランスを尊重することは当たり前です。しかしまだ令和の時代に合わない古い考えをもった男性もいるようです。
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夫の昇進と妻の出産が重なる

広告会社に勤めるAさんは、仕事で知り合った10歳年上の男性と結婚しました。

Aさん夫婦はすぐに子どもを授かり、女の子を出産します。

ちょうどそのころ夫は、社内をあげた大きなプロジェクトのリーダーになります。

Aさんはワンオペ育児で大変でしたが、夫は仕事が落ち着けば家事や育児に協力してくれるだろうと頑張っていました。

週末は家族とすごすと約束した夫だが…

夫がリーダーを勤めたプロジェクトは大成功し、昇進が決まりました。

このころ、Aさんは第二子を妊娠します。

しかし、夫は昇進後さらに仕事一筋の生活を送るようになっていきました。

家庭に無関心な夫に呆れつつAさんは「仕事が落ち着いたら週末に3人で出かけよう」と声をかけます。

夫は「じゃあレンタカーでも借りようか?」と提案してくれたのです。

しかし約束の日、夫から思いがけない一言が飛び出したのです。

家庭よりも仕事を優先する夫

なんと夫は「今日はゴルフの接待があるから無理」と言って、そそくさと出ていったのです。

娘もパパとのお出かけを楽しみにしていたので、夫の裏切りは許せなかったそうです。

それからも、仕事がひと段落したら家族で出かけようと約束はするものの、夫は当日になると理由をつけて一人で出かけたそう。

休日も夜遅くまで飲み屋ですごし、帰宅が深夜になることもしょっちゅうでした。

夫のツイートにブチキレる妻

ある日、Aさんは夫のTwitterアカウントを発見します。

夫は、自分の仕事術を発信しているようでした。

育児も家事も全部妻任せのくせに!偉そうに…何様なの?と思いながらTwitterの投稿画面をスクロールしたAさん。

すると夫が

格言「仕事ができる男に家族サービスしてる奴はいない」

と投稿していたのです。

Aさんは思わず「何が格言じゃ!アホが!」と叫んだそう。

家庭を犠牲に会社に尽くす働き方は、昭和のオヤジたちの考えです。

そんな男どもは、家事や育児など面倒なことから逃げているだけですよね。

令和は、仕事もプライベートもバランスよく楽しめる男こそ、仕事がデキる男の象徴です!

ftnコラムニスト:広田あや子