大学での出会い
友人A子は美人でスタイルが良く読者モデルをやっていた経験もあり、クラスにいたら目
立つタイプの女子。一方のB美は、目立つグループには属しているものの、見た目もスタ
イルも一般的な女子。
ある日B美から「そのカーディガンかわいいね!どこで買ったの?」と聞かれたA子。
A子は嬉しかったので、買った場所や金額など詳細をB美に伝えました。
すると翌日、全く同じカーディガンを着てきたB美。少しびっくりしたA子でしたが、
その時はあまり気にしていませんでした。
考えすぎ?だんだんとエスカレートするB美
A子に興味津々なB美は次第にエスカレート。
靴やカバン、使っている化粧品や通っている美容院まで真似するようになりました。
さすがに気になったA子は友達に相談しましたが、友達からは「ちょっと考えすぎなんじゃない
?」と言われ、友達にも相談できず悶々とした日々を過ごしていました。
ありえない!A子も我慢の限界
不信感からB美と距離を取ることにしたA子。
それでもお構いなしのB美は会うたびにA子の私物をチェック。
毎回B美から聞かれる「どこで買ったの?」の質問に答えるのをやめました。
すると、同じものをネットで探す!と言い、A子の私物をスマホで撮影しはじめたB美。
さすがのA子も我慢の限界!!
今後同じものを買うのはもうやめて!とB美に伝えましたが、B美は明らかに不貞腐れた態度で謝罪
もありませんでした。
呆れたA子は、それからB美と関わることをやめました。
数年後思わぬ形での再会
大学卒業後、A子はウェディング関係の仕事に就職。
持ち前の美貌とセンスを生かし会社の広報として華々しい生活を送っていました。
そんなある日、人事の方から「A子さんの友達」という方が今日面接に来ますと言われました。
全く心当たりのないA子は誰だか気になり、こっそり面接の部屋を見に行くことに。
するとそこにはB美の姿が!!怖くなったA子はすぐに上司に相談。
幸いA子の上司が理解のある方で、どうにかB美と同じ職場になることは逃れられたそうです。
今回のまとめ
後日大学時代の友人から聞いた話によると、B美は卒業後、A子の近況を熱心に調べていたことが判
明。
美人広報としてメディアに取り上げられることもあったA子なので、それを見たB美は同じ会社に入
社するため、A子の名前を出し面接に来たようです。
A子は面接会場でB美の姿を見たとき、鳥肌が止まらなかったと話していました。
B美も最初はA子への純粋な憧れからの行動だったのかもしれません。
ですが、職場にまで来られたら私でも恐怖を感じると思います。何事もほどほどに。
ftnコラムニスト:うる