汚い部屋を見るのがストレス。早く片付けてよ…
K子さんは姑と夫の三人暮らし。片づけが得意なK子さんと違い、姑は持ち物が多く整理整頓が大の苦手。そのため姑の部屋はかなり汚いし、一つ余っている部屋は舅の遺品まみれで完全に物置状態。さり気なく片づけのアドバイスをしてみても、姑の機嫌は悪くなってしまう…。
そんなある日、珍しく姑に片づけ方法を聞かれたので、フリマアプリで売っていると教えたそう。
「要らないものが売れてお金が手に入るし、部屋も綺麗になりますよ！」
興味津々の姑に、一番よく使うメルカリを教えてあげた。すると…
メルカリにだだハマり！？楽しそうな姑にホッコリ…
始めてすぐカバンが売れたのをキッカケに、どんどんメルカリにハマった姑。姑や亡き舅の持ち物は古いブランド品が多かったので『ヴィンテージ』として取り扱われ、飛ぶように売れた。部屋はどんどん綺麗になるし、お小遣い稼ぎで姑の機嫌も良くなるし…！本当によかった！そう思っていたが…。
う、嘘でしょ…！？私のお気に入りが…最悪！（泣）
夫と2人でお出かけしようとしたある日。お気に入りのワンピースを探すが、なぜか見当たらない。夫に尋ねるが、もちろん知らないという。念のため姑に聞いてみると…
「あぁ、あの赤色の花柄のやつ？もう売れたよ～！！同じようなの持ってるしいいでしょ(笑)」
「あと黒いレースついてたやつ！あれも売れたし、売買の才能あるわ～！(笑)」
なんと姑は自分の荷物を売るだけでは飽き足らず、勝手にK子さんの洋服を漁り売っていたのです…！しかも売上は、当たり前かのように姑のお財布の中…。
（あのワンピースは、夫が記念日に買ってくれたものだったのに…！）
そのまま姑と大喧嘩。もうお出かけどころではない…！
結局夫が仲裁に入り、今後人の物を勝手に売らないと姑に念を押した。姑は売ったワンピース代を返してくれたが、不服そうな様子…。
それからK子さんのものが売られることはなかったが、姑はいつまでも「私だからあの値段で売れたのに…！」と、反省の色が見えず。姑の事は好きだったが、もう別居したいと考えるようになってしまったK子さんでした…。
まとめ
身内になら何をしても許される！そう思う人も実際に多くいますが、人の物に手を出すのは身内であろうと普通に犯罪。泥棒と同じですよね。
誰だって泥棒と一緒に過ごしたくないはず…。姑が捨てられるのも、時間の問題かもしれません…。
ftnコラムニスト：Yukky111