大人になると新しい友人を作る機会って減ってしまいますよね。その点、やっぱり昔からの友人の存在はありがたいものです。
でも、そこまで仲良くもないのに久しぶりに連絡が来た時は注意が必要かも……?!今回はLINE誤爆で友人関係が修復不可能になってしまったエピソードを、筆者の知人のAさんに聞きました!
ftnews.jp

疎遠になっていた同級生からLINEが

Aさんは都内で働く会社員です。地元を離れていることもあり、中高生時代の同級生とはなかなか会うこともなくなってしまいました。
コロナ禍で同窓会も開催されず、「このまま疎遠になってしまうのかな……」なんて寂しく思っていたある日のこと。突然、高校の同級生のBという女子からLINEが届きます。

「良かったら相談に乗ってほしい」

Bとはクラスが1度一緒になったくらいで、そこまで仲良くもなかったので、Aさんは内心不思議に思いました。

しかし、「突然連絡してごめんね!共通の友人のCちゃんからLINE教えてもらいました。実は今度転職活動で都内に行くんだけど、食事でもどう?東京って初めてだから不安で……良かったら仕事のこととか相談に乗ってほしいな!」というLINEの文面に「地元から都内に来てる人ってあんまりいないから私を頼ってきたのかも」と思って、快くOKしたそうです。

約束の前日、驚くべき内容の誤爆が!

そしていよいよ食事の約束をした前日。念のため「明日は○○駅の改札に17時でいい?」とBにLINEすると、すぐに返信が来ました。

ところがそのLINEには「今月あと3人は引っ張れそうです!」「明日の夕方つれていく子は昔から大人しいしチョロいと思います!多分いけますよ」という文章が……!

最初はなんのことか分からなかったAさんでしたが、その後Bから「ごめんね!間違えちゃった!仕事の人とのLINEだから気にしないでね!」と慌てふためいたフォローのLINEが届き、ピンときたそう。

「これ、絶対ねずみ講だ……!」

久しぶりに連絡を寄越してくる友人にはご用心

結局Aさんは待ち合わせには行かず、BのLINEもブロックしたそうです。
もしもLINEの誤爆がなかったら、きっと久しぶりの同級生との再会を楽しみに出かけて行ってしまったことでしょう。

悪質な例だと、ねずみ講のアジトに連れていかれて脅迫まがいの勧誘をされることもあるようです。ちょっとでも違和感を感じたら共通の友人に確認を取るなど、何らかの対策をしたほうが良いかもしれませんね!

ftnコラムニスト:藍沢ゆきの