慣れない土地での育児で孤独…旧友からの「久しぶりに会おう」
出産後、夫が転勤のため地元を離れた私。子供にも恵まれ幸せだったはずなのに、慣れない場所での育児に虚しさのようなものを感じていました。知り合いもいなかったため、SNSで友達の投稿を見たり、連絡を取り合うことが一番の息抜きに。
私が「今は○○市で育児頑張っています!」と投稿した時のこと。突然「高校で同じクラスだったA子だよ!実は私もママになって○○市に住んでるの!一度、どこかで会わない?」とメッセージが届いたのです。知らない町で孤独だった私は、同級生との再会が嬉しくて、すぐに「会いたい!」と返信しました。
あっという間に意気投合!すぐに心を開いてしまった
それぞれ子供を連れてカフェでランチすることに。10年ぶりに会うA子は私を見つけるなり笑顔で「まさかこんなところで再会できるなんて!しかも二人ともママになってるし(笑)」と嬉しそうに語り始めました。それから思い出話をしたりして、あっという間に意気投合!
私も今まで誰にも言えなくて悩んでいた、知らない土地での育児がツラいことや、ずっと子供と二人きりで孤独を感じていることなどの悩みをA子に相談しました。するとA子は「うんうん、本当にツラいよね。私も同じだったから気持ち分かるよ」と共感してくれたのです。
「幸せになるための子育てサークルに入らないか?」
「A子がここにいてくれてよかった…」そう思い涙を流す私に、A子は突然こう言いました。「幸せになるための子育てサークルがあるの知ってる?私も育児で悩んでいたけど、そこに入って前向きに変われたの」
そしてA子は冊子を取り出して話を続けます。「○○(私)を救ってあげたいの!これから時間あるかな?」冊子には小さく宗教団体らしき名前が…不審に思った私は「ごめん」と言い席を立つと、A子は「今行かないと絶対不幸になるよ!」と大声を張り上げたので、走ってカフェを後にしました。
これ以来、人間不信になってしまったという女性。悩みを相談する場合は、本当に心から信頼できる人だけにしないと弱みに付け込まれてしまうかもしれません。
ftnコラムニスト:はぴまる