仲良く付き合っている友人にも欠点はありますよね。
自分だって完璧ではないのですから、欠点を許し合ってこその友情です。
問題は、どこまで友人の欠点を許容するかです。
例えば、友人が宗教の勧誘をしてきたら、あなたはどう思いますか?
今回は、宗教活動に一生懸命の友人と私の関係についてお話します。
ftnews.jp

優しくて楽しい友人が見せる別の顔

友人とは高校で出会いました。
同じ部活で趣味も合い、一緒にいて楽しい友人で、結婚した今も付き合いは続いています。
優しくて楽しい友人ですが、実は彼女にはもう1つの顔がありました。
家族で宗教活動をしており、親しい友人を関連セミナーに誘ってくるのです。

友人からの勧誘をのらりくらりと逃げ回る私

彼女は熱心な信者で、宗教の教えに感銘している様子。
100%善意で「ためになるセミナーがあるから一緒に行かない?」と私を誘ってきます。
その度に、「その日は都合が悪くて」「眠くなっちゃいそうだから」と逃げ回る私。
幸い、一度断れば友人はすぐに引き下がってくれるので、断るのは大変ではありませんでした。
今もときどきLINEにオンラインセミナーのURLを送ってくれますが、「ありがとう」のスタンプを送るだけでやり取りは終了。
私が宗教に興味がないことを、友人も感じているのでしょう。

友人との付き合いもタテマエは大切

すぐに引き下がってくれるとは言え、毎回友人からの誘いを断るのは少し面倒です。
それでも友人との付き合いを続けるのは、彼女と一緒にいると楽しいから。
勧誘してくることを除けば、彼女はとても素敵な友人なのです。
友人との付き合いは、「これはちょっと…」と思っても適度に割り切るのも大切。
私の欠点を友人もやり過ごしてくれているのでしょう。
あえて欠点を指摘せず、タテマエで切り抜けるのも、楽しい友人関係を作るコツです。

ftnコラムニスト:ききた