ドラマなどでは相続問題で揉めるシーンがありますが、リアルでも同じようなことが起こります。
血縁者ほど遠慮がなくなり、お金で醜く争ってしまうようです。
今回は、私の叔母が義理姉たちと相続で揉めた話をご紹介します。
血縁者ほど遠慮がなくなり、お金で醜く争ってしまうようです。
今回は、私の叔母が義理姉たちと相続で揉めた話をご紹介します。
義両親の介護を手伝わない義理姉たち
叔母は夫の両親と同居。
住んでいるのは都内一等地で、義両親名義の持ち家でした。
同居している叔母が、年老いた義両親の介護をすることに。
夫には年の近い姉が2人いましたが、年に数回顔を出すだけで、介護には非協力でした。
夫は姉たちには何も言えないようなので、仕方なく介護を一手に担う叔母。
疲労とストレスで体調を崩すこともあったようです。
相続問題だけにはうるさく口出し
それでも、義両親2人の介護を続けて看取った叔母。
義理姉たちは、そんな叔母に感謝の言葉も述べず、相続についてうるさく口出ししてきました。
お目当ては叔母たちが住んでいる土地。
都内一等地なので、売れば億単位の現金が入ります。
義理姉たちは土地を売却して相続しろと言うのです。
法律に則って相続は決着
結局、叔母一家は住み慣れた便利な家を売却。
その後は法に則って分配し、相続は決着しました。
叔母たちは住みやすい郊外に新築の家を購入し、新生活を始めています。
相続後は義理姉たちとすっかり疎遠になったそうです。
「うるさい人たちがいなくなってよかった」と、叔母はすがすがしい笑顔で言っていました。
お金で人の本性はわかる?
「やはりお金があると人は揉めるのか…」と思いきや、金額の問題ではないようです。
仕事で付き合いのある税理士さんにこの話をすると、「揉めるところは100万円でも揉めますよ」と言われました。
人の本性がわかってしまうお金は、怖い存在なのかもしれませんね。
ftnコラムニスト:ききた