というわけで今回は、趣味の合わない姑にイライラさせられたエピソードを筆者の友人のN子に聞きました!
普段から趣味の合わない姑
N子はどちらかというとアクティブなタイプ。本人もカジュアルな服装が多いですし、一人娘にも動きやすくてスポーティーな格好をさせています。
もちろん子どもの場合はデザインだけではなく、安全性や機能面なども考えてそういう服を着せているのですが、そんなN子に対して苦々しい思いを抱く人物がいました。それは娘の祖母である姑です。姑はN子とは真逆で、とにかく少女趣味!女の子っぽいものが大好きな人なのでした……。
娘を預けると、いつも着替えさせられていて……?
N子は数ヶ月に1度、自身の通院のために娘を姑に預けることにしています。娘もいつもとは違う環境で遊べるのを楽しんでいるようなのですが、1つだけ気に掛かることが……。
それは、預けるのはほんの数時間にも関わらず、いつも娘が全身お着替えさせられていること。しかも、着せていった服は勝手に洗濯され、代わりに着せられているのは姑好みのドレスのような服ばかり!
赤ちゃんならともかく娘はもう小学生。そんなに服を汚すということもないため、なぜ着替えさせるのか、いつもN子は不審に思っていました。
ある日、こっそり盗み聞きすると
そんなある日のこと。ついに姑の本音が明らかになります。N子が娘を迎えに姑宅に行くと、庭先から姑の甲高い声が聞こえてきたのです。思わず耳をすますと……
「ほら~○○ちゃん!こっちのほうが似合うわよぉ♡今度ママがお洋服を買ってきたら、『ママが選ぶお洋服ダサい!ばぁばに買ってもらいたい!』って言うのよ?ね?」
なんと姑は、孫に自分好みの服を着せたいあまりに、着替える必要もないのに毎回着替えさせていたのです。
それだけでは足りず、N子が選ぶ服を「ダサい」と娘にインプットしようとしていたのでした。
娘よ、よく言った!
腹が立ったN子は、その場に乗り込んでいきたい気持ちになりました。
ところが、N子よりも先にN子の娘が姑に鋭いツッコミを入れてくれたのです。
「そんなことない!ママが買ってくれるお洋服いつもかわいいよ!お友達も褒めてくれるもん!ばぁばのお洋服はなんかフリフリがいっぱいついてて遊びにくいし、こんなの着るの恥ずかしい!」とストレートに言い放った孫の言葉に、姑は絶句……!
それ以来、娘を預けても着替えさせられることは減ってきたんだとか。
まとめ
少し気の毒な気もしますが、本人の好みや都合を無視して着せ替え人形のように扱われたら、いくら小さい子どもだって嫌な気持ちになりますよね。
大好きなママの悪口を言われたようで腹も立ったのでしょう。
ftnコラムニスト:藍沢ゆきの