嫁姑問題で離婚してしまう夫婦は数多くいます。「お嫁さん=他所のご家庭から来た大切なお嬢さん」ということを忘れ、奴隷のように扱ったり嫌がらせをする人が多いそう。
今回は、そんな嫁姑問題に終止符を打つことができたR子さんのお話です。
ftnews.jp

心療内科に通うほど、辛い毎日だった。

R子さん夫婦は義実家の近くに住んでいた。舅は認知症を患う要介護状態だったが、姑の指示でR子さんがほとんどお世話をしていたそう。姑はR子さんの後を追い回すようについてきては、文句や意地悪ばかり。自宅でも義実家でも逃げ場がなく、毎日精神安定剤を飲むほど追い詰められていた。夫に相談しても面倒ごとを避けたいのか、適当に流されるだけだった。

そんなある日、姑が突然倒れて救急搬送!軽度の脳梗塞で、しばらくの間入院することに…。
ずっと入院してたらいいのに!そう思ってしまうほど、姑がいない毎日は穏やかに過ごすことが出来たそう。しかしそんな日々も、退院を前に雲行きが怪しくなってきて…。

夫のトンデモ発言に唖然。この人、何を言ってるの?

「父さんには施設に入ってもらう。母さんが退院したら同居して三人で住もう!」

そう笑顔で話す夫。姑が施設を嫌がるらしく、退院したら同居は絶対だという。

「R子が二人も介護するのは大変だろうから、これは俺なりの配慮だ!」
「今まで母さんに世話になってきた恩もあるだろう?今恩返しする時じゃない?」

夫の『恩返し』発言に怒りが止まらなくなったR子さん、ついにブチ切れ!!!R子さんの勢いに夫はタジタジ。だが…

「か、家族なんだから助け合わなきゃ!」
などと言い続ける夫に、R子さんの怒りはおさまらない…!!

絶対に思い通りにはさせない…!!強い意志で反撃開始!!

「家族だし今まで姑にされてきたことを、姑にしてもいいんだよね??」
「作った料理ひっくり返されたり、邪魔だとつき飛ばされたり、私の郵便物を勝手に捨てたり…。」
「これだけ恨まれてる私に、どうしても介護をしてほしいんだよね?日中私が姑に何をしてもあなたは分からないけど、いいんだよね?」

ここまで言うと、流石に夫も観念したようで…。
結局義両親二人とも施設に行くことが決定。姑はR子さんを訴える!と息巻いていたが、R子さんが逆にモラハラで訴えますよ、と言うと大人しくなったそう。

そして今回の件で、夫がいかに自分のことを蔑ろに扱ってきたのかがよく分かり、そのまま離婚することに…。

全てを捨てて一人になったR子さん。しがらみから解放されて精神面も良くなり、今はおひとり様ライフを満喫されているそうです!

まとめ

お嫁さんと仲良くしていたら、家に帰れたかもしれないのに…。世の中には救いようがない人というのも、少なからず存在するものです。
自分はこうはならないように…反面教師にして、気を付けましょうね。

ftnコラムニスト:Yukky111