パパやママにとって、参観日は幼稚園や学校でわが子がどんなふうに過ごしているか知るとてもよい機会です。今回は、筆者の子どもが幼稚園のときに参観日で出会ったヤバい父親をご紹介します。
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プールの横で子どもたちを撮影しつづける父親

娘が幼稚園生のときです。

その日は1学期最後の参観日でした。

夏だったので、子どもたちが園庭にだされた大きなプールでたのしく遊んでいました。

プール遊びは1クラス20分ほどでおわります。

ママたちは、わが子のクラスのプール遊びが終わると子どもたちといっしょに教室へ移動していました。

しかし、一人のパパはずっとスマホで水遊びをする子どもたちを撮影していました。

子どもたちの着替えの様子を動画で撮影していた!

はじめは、たくさんお子さんがいるからずっと撮影しているのかな?と思っていました。

それにしても、1時間ちかくプールの横にはりついて子どもたちを撮影する必要はなんだろう?と疑問に感じはじめていたころ。

わたしはとんでもないことに気がついたのです。

そのパパさんのスマホの先には、プールで遊ぶこどもたちではなく、プールから上がって着替えている教室があったのです。

園長先生から動画削除をお願いする

わたしを含め数名の保護者が、このパパのことを怪しんでいました。

いくらマンモス幼稚園で保護者の数がおおくても、怪しい行動をしていれば気づかれます。

証拠がないので、パパに直接抗議してスマホの動画をみせるように言うことは失礼だとおもい、数名のママといっしょに園長先生に報告しました。

その後、園長先生から直接そのパパに動画を削除するようにお願いしてもらったのです。

数年後、盗撮で逮捕された男に驚愕

子どもが幼稚園を卒業して、5年ほどたったころ。

地方のニュース番組をみていたときです。

近所の市営プールで盗撮をした男が逮捕されたというニュースを目にしました。

「へーそんなことあったんだー気色わるいなぁー」なんて思ってみていたら、逮捕された男性の顔写真をみてびっくり。

子どもが幼稚園のとき、こどもたちの着替えの様子をスマホでとっていたあのパパだったのです。

当時は想像もしていなかったのですが、もしかしたら、保護者のふりをして幼稚園の参観日にまぎれこんで子どもたちの裸を盗撮していたのかもしれません。

そう考えるとほんとうにゾッとします。

この一件で怪しい人って、意外と身近にひそんでいる可能性があることを学びました。

ftnコラムニスト:広田あや子