今回はそんなオジサン構文にまつわるおもしろエピソードを婚活中の友人から聞きました!
自称28歳、ハイスペの塩顔イケメン現る
友人が出会いの場としてたまに使っていたのがマッチングアプリです。そのアプリで、とある男性から声を掛けられ、LINEのやりとりをすることになりました。
男性は自称28歳、大手外資系企業に勤めるサラリーマン。アプリに載せていた写真が好みの塩顔イケメンだったため、友人はLINE交換を了承したそうです。
「『なんでこんなイケメンがマッチングアプリなんてやってるんだろう?』とは思ったんだ。でも仕事が忙しくて出会いがなかったのかも!と自分に言い聞かせてたんだよね」友人は当時のことをそう振り返ります。
「オジサン構文」に湧き上がる疑問
最初は敬語のやり取りだったのが、何度かLINEを送りあって打ち解けてくると次第に相手がタメ口になってきました。
友人が不自然さを感じたのはこの頃。塩顔イケメンから、
「○○ちゃん!ヤッホー!今日は仕事が忙しくて疲れ気味の△△デス( ̄▽ ̄;)○○ちゃんに癒されたいな♪(^_^)ナンチャッテ」
というような「オジサン構文」が届くようになったんだそうです。最初は「こんな典型的なオジサン構文使う人いる?!ふざけてるのかな?」と思った友人ですが、どうも相手は本気らしく、日に日にオジサン構文が加速する一方……。
ある日、ついに友人が「顔文字すごい使いますね!流行のオジサン構文みたい(笑)」と探りを入れてみると、相手は急に顔文字を使うのをやめてきたのですが……
滲み出るオジサン臭
顔文字がなくても、オジサン臭は滲み出るばかり!
「近所の居酒屋に行ってきたヨ!味は、まぁまぁ、だったカナ?!?」
「○○チャンとも居酒屋行きたいナ!なーんて、下心は、ないからネ!アセアセ←」
というような文章が続いたそう。
友人は「いや本当は何歳やねん!」とツッコミを入れたい気持ちを抑えつつ、「仕事が忙しくなってしまったので今日でLINEは終わりにさせてもらいますね。ありがとうございました」という大人の対応でオジサンをブロックして逃げたとのことです。
まとめ
オジサン構文なんてネタかと思っていましたが、どうも本当に実在するようですね……!
顔写真やプロフィールをごまかしても、文章から透けて見えてしまう年齢は意外と隠せないのかもしれません。
ftnコラムニスト:藍沢ゆきの