今回は子供を預かってもらっている間に、思いもよらない行動に出た姑さんの話をご紹介します。
わが家の家の中を知りすぎている姑
わが家と義実家は車で10分ほどの距離です。月1くらいで顔を出しているのですが、たまに私の仕事が遅い日に、姑に娘の習い事のお迎えに行ってもらって、私が帰るまで義実家で預かってもらっています。
ある時、義実家で姑と話をしていると、姑があまりにわが家の家の中のことを知っていることに違和感を感じました。
「いつも〇〇を買っているけど、△△のほうが美味しいよ」とか、「シーツの色を変えたほうがいい」など、冷蔵庫の中や寝室をみないと分からないような内容の話をするのです。
しかし、姑がわが家に来るのは年に1、2回。どうして知っているのか、不思議に思ったので夫に相談することにしました。
娘が何気なく発した姑のトンデモ行動
夜、夫を交えて、姑の発言に違和感を感じることについて話していると、娘がやってきて驚きの内容を話し出しました。
「結構前だけど、おばあちゃんが迎えに来てくれた時にショッピングモールに連れて行ってもらって、鍵屋さんで鍵を貸してって言われたよ。なんかお店の人と話してて、帰る前にもう1度そのお店に行って、もう1つ鍵をもらってたよ~。」と・・・。
なんと姑は娘に念のため持たせていたスペアキーを複製していたのです!
違和感は現実のもので、姑はおそらくその複製キーを使って、私たちが不在の時にわが家にこっそり侵入しているようでした。いくら姑とはいえ、勝手に家に入られるのは気持ちが悪いので、夫から事実確認をして鍵を返却してもらうことにしました。
夫が問い詰めると悪びれる様子もなく「何かあったとき安心だと思って~」と言っていたようですが、なんとか鍵を取り上げることができてほっとしました。それからは、娘と姑を2人きりにするのは避けています。
いかがでしたか?悪気があるのかないのか、予想の斜め上を行く姑さんのびっくり行動でした。息子の家は自分の家ではないのだから、鍵の複製なんて犯罪の一歩手前です。娘さんが事実をしっかり伝えてくれて良かったですが、油断は禁物ですね!
ftnコラムニスト:滝本めぐみ