会長がPTA役員に入れたくない人リストを誤爆
PTAの活動がはじまって3か月ほど経ったころです。
会長から、役員に立候補した人の名簿が送られてきました。
よく見ると「絶対にNG」と書かれた赤文字と数名の保護者に、ばつ印がついていたのです。
数分後、誤爆に気づいた会長が送信取り消しをしましたが、既に数名の役員が既読済み。
じつはこのとき、現役の役員のなかに、絶対NGをつけられていた人が一名いました。
その学年だけ立候補がその方一人だったのです。
わたしは「絶対NG」のママさんが、このスクショを見ていないことを祈りました。
会長さん「役員に入れたくない人リスト」まで作って、几帳面なのか大雑把なのかわからない人ですね。
役員がPTA会長の悪口をグループラインに誤爆
PTA役員1年目のときに仲良くしてもらっていた先輩ママAさんがいました。
ある日彼女がPTAのグループラインに「あたし会長のこと生理的に無理なんだよね〜」と投稿してきたのです。
メッセージを見るなり、衝撃的な告白に吹き出して笑ってしまいました。
すぐに送信取り消しがされたので、わたし以外のメンバーはみていませんでした。
後日、Aさんに会った時に誤爆ラインについて聞いてみると…
会長から高学年の役員だけに、資料の制作を手伝ってほしいと連絡がきたそうです。
その日、出席できるのはAさんだけでした。
彼女は、どうしても会長と二人きりで作業するのは避けたかったそう。
その理由を他の役員に伝えるために、ラインしようとしたら間違えてグループラインに投下してしまったそうです。
担任にゲスなあだ名をつけPTAラインに誤爆
知り合いに性格はすごくいいのに、ちょっと口が悪いママさんがいます。
子どもに向かって「おい!お前!」など平気で言っているんです。
そんな彼女の家庭では、子どもの担任にあだ名をつけて呼んでいるそうなんです。
ある日、「うちのクラスのあたおかイガグリマジうざいよ。うちの子も嫌ってるー」とPTAのグループラインに投下してしまったそうです。
夕飯の支度中に片手間でラインをしたので、誤爆に気づかず1時間ぐらい放置したんだとか。
誤爆に気づき、送信取り消しをしたのですが後の祭り。
ほとんどの役員が既読した後でした。
PTA役員の誤爆ラインは子どもにも影響
PTA役員間の誤爆ラインには、特に気をつけましょう。
なぜなら、子どもの人間関係にも影響がでるからです。
誤爆された保護者は、どうしても担任の悪口を言っている親の子どもという色眼鏡でみてしまいます。
それが、子ども同士の付き合いを制限させる原因になる可能性もあります。
誤爆ラインを防ぐためには、普段から批判や悪口をすぐに言わないように気をつけましょうね。
ftnコラムニスト:広田あや子